企業価値評価とは、そんなに生やさしいものではありません。でも、いくつかの業種に絞ればバリュエーションについてかなりの知識を得ることができる。

分散とは無知に対するリスク回避だ。だから勝手知ったる者にとって分散手法はほとんど意味を成さない。広範囲な分散投資が必要となるのは、投資家が投資にうとい場合のみだ。５０から７５の銘柄管理は私の手に余る。ノアの箱舟の投資をすれば、結局は動物園みたいなありさまになるだけだ。私は数銘柄を大量に持つのが好きだ。

並の会社をバーゲン価格で買うよりも素晴らしい会社を適切な価格で買う方が断然良い。

秘訣は、することがないときには何もしないことだ。

独力で考えなかったら、投資では成功しない。

株券ではなく事業を買う。

買収する際に株式発行を選択するのは、それによって得られる価値が相手に与えるものと同程度の場合だけである。

多くのプロの投資家や学者たちが、毎日の株価に一喜一憂しています。しかし、株価やマーケットの動向を、毎日、毎週、毎月追うことで、投資が成功するとは、私は考えていません。株はそのビジネスの一部分でしかないからです。注目すべきは、株価ではなく、事業そのものでなくてはなりません。常に株券ではなく、ビジネスを買うという投資姿勢が必要です。

ビジネスに携わっている間は、自分が今やろうとしている行動が、新聞記者の目に止まってもよいか、自分の妻や子供、友人が読む新聞の一面を飾っても恥ずかしくないかどうか。よく考えて行動して欲しい。たとえ、法的には問題がなくとも、普通の市民の立場から見ておかしいと思われる行動は一切とらない。周囲の人からそれなりの評判を得るには、２０年かかる。だがその評判は、５分で崩れる事がある。そのことを頭に入れておけば、今後の生き方が変わるはずだ。

人は習慣で行動するので、正しい思考と振る舞いを早いうちに習慣化させるべきだ。

税金を支払わなければならない投資家にとって1回の投資によって一定の収益率で内在的に価値が複利で増加していく方が同じ収益率で何度も投資を繰り返すよりもはるかに大きな投資成果を得られる。

世論調査なんて考えることの代わりにはなりません。

1ドルのものを40セントで買う哲学を学んだ。

買い付け前に両眼を閉じて、いま正に投資しようとしている企業の十年後の姿をじっと思い抜く。

１００万ドルで愛が買えるなら安いものだ。しかし、現実には誰かに愛されたいと思ったら、あなた自身が愛される人物になるしかない。見返りを求めてしまうのは人間の性だが、あなたが何かを与えなければおそらく、あなたには何も与えられないだろう。私の知り合いの中で望みの愛を手に入れた人は、誰もが自分を成功者だと思っている。誰にも愛されずに満足感を得られる成功者など、私は想像することができない。

金持ちになるためには２つのルールを守りなさい。

どうせ苦労するなら楽しむ方が得。

合理性と正直が最大の美徳であり、興奮や自己欺まんは過ちを犯す大きな原因。

いったん交わした契約は反故にできないのだから、サインをする前に考慮すべきことは全て考慮しておきなさい。

愛してほしいと思ってる人間のうちどれほどの人間にじっさいに愛してもらってるかどうかが、人生の成功の度合いを本当に測る物差しになる。

変化を続ける企業の将来を予測できるのは、簡単なケースに的を絞ってるからである。