孫正義
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提携や買収で大事なのは情報革命という分野で我々の専門性が生かされるということと、人々の幸せに本当に役に立つことかということ。さらに細かく言うと、その会社が持っているテクノロジーやビジネスモデルが末広がりで伸びていくのかということ。くたびれた会社を安く買い叩いて、その差額で儲けるという買収は、僕は今までやったことがない。
全ての試練は、成長の為の階段だ。登り続けるしかない。
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どうしようもなく哀しい時は泣くしかないですよね。そんな時は泣きましょう。思いっきり泣いて泣き濡れましょう。泣き疲れたら新しい人生を生き抜きましょう。
夢が未達でも落ち込む必要はない。追い求め続けている間は達成に近づいている。
我々が推進役として、世界中に情報革命を起こすのは何のためか。人々を幸せにするためです。「何のために」を忘れ去ってしまったのでは意味がない。
ジフ・デービスの買収では1冊200ページ以上のファイルで100冊ほど、2万ページのデータをもとにコンピュータを使ってシミュレーションをしました。買収するかしないか、いくらで買えば利益が上がって返済できるか、こちらの利益にどれだけ影響を与えるかなどを分析したのです。
事業は30年しか続かないが組織は300年続く。
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失敗を恐れる必要はありません。厳しい環境でしか学べないことはあまりに多い。
世界中の人々が新しい技術を競い合っている。人と人を繋ぐために。
人生には、課題が多い。それ等を乗り越える気力のない者は、リーダーになる資格無し。
社会や道具が進化している。それ等を使いこなす知性を身に付ける為には教育も進化を拒絶してはならない。
絶対に言えること、僕より勉強しているヤツはいない。
険しき道でも義の道は利の道より尊し。
ソフトバンクが何をしようとしているかというと「ネット財閥」というのを考えているんです。明治維新のころに日本は農耕社会から工業社会へ変わりました。このとき新しい時代がそれまでと何が違ってどういう方向に行くのかを一番理解していた岩崎弥太郎や渋沢栄一といった人たちによって財閥が生まれたのです。僕は財閥が日本の近代化に果たした役割、産業界に果たした役割はものすごく大きいと思っています。
私は、難しい課題は最善の贈り物だと思っています。より早く学べて、どうやって解決するのか、生き残るかたくさん学べますからね。
やみくもに攻める前に、全体をとらえるべきです。まずはじめに、どこで世界一になるのかの方向性を定めなければいけません。どの分野で事業をするかで、将来の半分は決まります。ナンバーワンと組むことに成功すれば、黙っていても全てがうまくいきます。
人々の暮らしをより豊かにし、幸せを提供するのがソフトバンクの真の目的。
出来ないと言っている人に任せて出来るはずはない。
傷のない人生などない。試練を乗り越えた後は、その傷さへ誇らしく思えるものである。
人間50歳を過ぎたら、今この場で終わったとしても悔やまない人生を過ごしていかねばならない。
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