孫正義
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無難な人生を過ごしていないか。
世の中が悪いと嘆くだけでは何も変わらない。
株式市場の仕組みを知っていたわけではないんです。志はあってもお金はなかった。ではどうすればいいかを模索し、専門家を雇ってさまざまにアドバイスをもらい、そのやり方が理解できたのでゴーサインを出したのです。
数字で考えるのではなく、数字を感じるレベルに達しなさい。
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挑戦出来るテーマが見つかれば人は元気になれる。
ただ単に真似してやったのでは、いっとき効率よくやれるということはあっても、何か一つ問題があったりすると壁を乗り越えることはできません。常に自分で考え創りだしていかなければブレイクスルーはできないのです。
ロックフェラーがなぜ自動車の時代の世界を制覇したか。世界の油田を押さえたからだ。
雨と晴れは必ずやって来る。大切な事はその両方を幸運だと捉える心構えだ。
狂った様に打ち込まずして事を成せるほど世の中は甘くない。
万事窮すと思った時は、一晩ぐっすり寝るといい。翌朝良い案が出ると信じて。寝ないより結果が良い場合が多い。
悲劇や事件は、人生のスパイスだ。乗り越えた時の喜びをドラマティックにしてくれる。
足して100%になる計画なんていうものは当てにならない。
組む以上はナンバーワンのところと最初からがっちり組む。これが僕の主義です。そのために全ての精力をつぎ込む。ナンバーワンのところと組むことに成功すれば、あとは黙ってもすべてがうまくいく。そういうものです。
世の中には困難なことが山ほどあるが、不可能なことは少ない。
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僕は戦略としては、自らがそういうプレーヤーになるというよりは、インフラを押さえたいと。利は薄いかもしれないけれども、そのほうが浅く、広く、長くやっていける。しかも、圧倒的地位になれば、業界の成長にほぼ正比例して伸びていける。こういうことを思ったわけです。だから戦略を社名にまでコミットして、」ソフト何とかテクノロジー」とかじゃなくて「ソフトバンク」とつけたんです。途中で気持ちが揺れないように。
脳みそが千切れるほど考え、全力投球したときには不可能なことは非常に少ない。他の人間にできることならば、同じ人間である僕にできないはずはない。僕はそう思うんです。他の人間ができるのに、同じ人間の一人である僕にはできないとか、できないと思わなければいけないとか、そう思うことのほうが不自然じゃないですか。絶対におかしい。
日本の閉塞感というのは、これもダメあれもダメと愚痴を言う人は多いけれど、行動で示す人が少ないところからきていると思います。行動で示すのが我々事業家の一番の役割だと思うんです。
もういいや、と思ったら成長が止まる。
僕は志なくして成功するとか、狙わずにオリンピックで金メダルを取れるということは有り得ないと思います。タイガーウッズだって小学校一年のころから世界一を目指して練習に励みました。その決意があるからこそ世界一が達成できるので、単なる偶然で世界一になるというのはたかが知れています。
5割の確率でやるのは愚か。9割の成功率が見込めるようなものはもう手遅れだ。7割の成功率が予見できれば投資すべきだ。
孫正義のすべての名言