孫正義
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日本の閉塞感というのは、これもダメあれもダメと愚痴を言う人は多いけれど、行動で示す人が少ないところからきていると思います。行動で示すのが我々事業家の一番の役割だと思うんです。
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5割の確率でやるのは愚か。9割の成功率が見込めるようなものはもう手遅れだ。7割の成功率が予見できれば投資すべきだ。
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まるで見て帰ってきたかのように語れるのがビジョン。
一度しかないこの人生で自分の夢を追いかけないでいつ追いかけるのだろう。
我々の業界には、一世を風靡して脚光浴びて、ぱっと散ってしまうベンチャー経営者もたくさんいます。困難を乗り越えていくには本当の底力を身につけなければいけません。小さい段差を何回も乗り越えて勝ちグセを身につけること、成功体験を積むことが必要です。
人生は、素晴らしい。夜が明けるとまた新しいドラマが待っている。
日本の企業には洗いざらい情報を出すことを躊躇する会社もあるようですが、そういう会社は上場すべきではないんです。それならばプライベートカンパニーにしていればいいわけです。上場して多くの方から投資を仰ぐということは投資をしてくれる人に対して情報を開示するというのが当然のルールです。
結果が悪かった時、それを運命のせいにしてはならない。
夢に向かい実際に始めてみると現実は何時も厳しい。乗り越える強い情熱が欠かせない。
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貢献したいという気持ちだけではダメ。「手立て」を持ってなきゃいけない。
己の人生の良し悪しは己の行いで決まる。決して他人のせいではない。
どう思われていようと自分の人生を追い詰めてゆきたい。
事業の成功の半分は、選んだ土俵で決まる。
近くを見るから船酔いするんです。100キロ先を見てれば景色は絶対にぶれない。ビジョンがあれば、少々の嵐にもへこたれません。苦しいときこそ、船と仲間を命がけで守れる人でなければ、大将になってはいかんのです。試練なんて黙っていてもやってくるものなんです。
知恵で勝負することが重要なのです。慣習・形式・権威にとらわれないでチャレンジするそれがベンチャースビリッツです。事業の成功は、精一杯チャレンジを続けていれば後は確率論の問題です。失敗を恐れずに、様々な手段を次々に試していれば、必ずどこかで当ります。卵は数を生まないと、試練に耐える鮭は生まれてこないわけです。
財閥がどういう形で発展していったかを僕なりに調べたら、最初に海運業で人と物のトラフィックを確保した。新しい蒸気機関、汽船という新しいテクノロジーを使って、人と物のトラフィックを一気に大量に提供した。次に金融のトラフィックを提供した。つまり金融業、銀行や保険などその他さまざまな金融機関の機能を提供して拡大していった。
命がけで仕事好きになる事。
無難な人生を過ごしていないか。
世の中が悪いと嘆くだけでは何も変わらない。
色々なことを言われるのは、意識していただいているということ。
孫正義のすべての名言