孫正義
1
ソフトバンクが何をしようとしているかというと「ネット財閥」というのを考えているんです。明治維新のころに日本は農耕社会から工業社会へ変わりました。このとき新しい時代がそれまでと何が違ってどういう方向に行くのかを一番理解していた岩崎弥太郎や渋沢栄一といった人たちによって財閥が生まれたのです。僕は財閥が日本の近代化に果たした役割、産業界に果たした役割はものすごく大きいと思っています。
険しき道でも義の道は利の道より尊し。
0
やみくもに攻める前に、全体をとらえるべきです。まずはじめに、どこで世界一になるのかの方向性を定めなければいけません。どの分野で事業をするかで、将来の半分は決まります。ナンバーワンと組むことに成功すれば、黙っていても全てがうまくいきます。
志を持て。それも出来るだけ高い志を。
出来ないと言っている人に任せて出来るはずはない。
人間50歳を過ぎたら、今この場で終わったとしても悔やまない人生を過ごしていかねばならない。
3
危機をなんとしても乗り越えるという情念が進化を促進させる。
2
全ての人がリーダーに成る必要はない。しかし、己れが信ずるリーダーを間違ってはならない。
鮭は数千個の卵を産むが、帰ってくるのは2匹。
我々の理念にかなわない会社は想定外。情報革命で人々を幸せに、という理念で事業を行っていますが、それ以外はいくら儲かる事業でも、どんなに楽しい事業でも僕らがやっちゃいけないと思う。
あらゆる角度から自問自答してみて、本当に自分を説得できるかどうかが大事です。自分が一番ごまかせない相手なんですよ。
バランスとして、自然、伝統文化、人間らしい愛情等は、変わらず保持し大切にしたい。
自分がどのようになりたいかをよく考え、その上で一番難しいと思われる道を選んでほしい。時には自発的にリスクを取りに行くのです。
20代で名乗りを上げ、30代で軍資金を最低でも1000億円貯め、40代でひと勝負し、50代で事業を完成させ、60代で事業を後継者に引き継ぐ。
人生には、いつか必ず終わりが来る。
提携や買収で大事なのは情報革命という分野で我々の専門性が生かされるということと、人々の幸せに本当に役に立つことかということ。さらに細かく言うと、その会社が持っているテクノロジーやビジネスモデルが末広がりで伸びていくのかということ。くたびれた会社を安く買い叩いて、その差額で儲けるという買収は、僕は今までやったことがない。
ジフ・デービスの買収では1冊200ページ以上のファイルで100冊ほど、2万ページのデータをもとにコンピュータを使ってシミュレーションをしました。買収するかしないか、いくらで買えば利益が上がって返済できるか、こちらの利益にどれだけ影響を与えるかなどを分析したのです。
夢を持ってチャレンジしていくことが大事だと思う。
どうしようもなく哀しい時は泣くしかないですよね。そんな時は泣きましょう。思いっきり泣いて泣き濡れましょう。泣き疲れたら新しい人生を生き抜きましょう。
一日に夜が在り朝が在る様に人生にもそれが在る。
孫正義のすべての名言