小林一三の名言
阪急グループ創始者
小林一三の名言。全82個。
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自分の持つ長所を確信することである。確固たる思想を飽くまでも維持することである。訓練式タイプ型のみに憧れず、何人も持つ自分自身の長所を顧みて、それに磨きをかける人の多からんことを切に希望する。
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朝早く起きて毎日三十分前に会社に出る。そうすれば必ず成功する。そう私は考えて居ります。毎日早く行って居るという所に世の中の予期しない問題が起こって来るものです。
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北の方に工場を持ってしかも自分の家を北に設けるとはアホなことだ。南に住め。そして大阪の街を見て通るようにしなければ時勢に遅れてしまう。
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百里先の見える人は、世の中から気狂い扱いされる。現状に止まるものは、落伍者となる。十里先を見て事を行うのが世の成功者である。
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やるまでには綿密な注意、思慮、研究にずいぶん手間をかけるが、一度大方針を立てたならば、猛然と何ものも粉砕するというだけの覚悟で進んでいかなければならない。
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百歩先の見えるものは、狂人あつかいにされる。五十歩先の見えるものは、多くは犠牲者となる。十歩先の見えるものが、成功者である。現在が見えぬのは、落伍者である。
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事業は無理してはいけない。病人に無理が禁物なように、事業も無理をしたら必ず失敗する。事業経営にあたってまずなすべきことは、大方針を立てること、計算の基礎を確立すること。
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「真物」か「偽物」かは見る人が見れば分かる。人の行いには、その人の全人格、全履歴が裏づけされている。その裏づけのない行いは、何処かに変なところがある。何といっても、人は平素が大切だ。
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すべて八分目、この限度を守ってさえいれば、たとえ成功しても、調子に乗り過ぎて、失敗する憂はない。他人からそしられるような事がなくて済むと思う。私は、これが世渡りの最も大切な要諦であると信じている。
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「賢そうな馬鹿」は他人の偉さを知らないのである。他人の美点長所を見ようという気持ちが全くない。自分の説がよいと早呑込みをしている人である。お互いに戒心したいものである。
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成功の道は信用を得ることである。どんなに才能や手腕があっても、平凡なことを忠実に実行できないような若者は将来の見込みはない。
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事業成功の神髄は、と問われたならば、何事も軽率に着手しないことと答えます。着手するまでに十分考え、いわゆるバカの念押しをやってみることが大切です。そのかわり着手したら猛然として進むことは当然です。
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人生に勝利するには、何より勝つ心がけが必要である。人が八時間働くなら、十五時間働く気概、人がうまいものを食べているときには、自分はうまいものを食べないだけの度胸がなければいけない。
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収支の裏づけがない仕事は絶対に着手しない。仕事を始める時に細密な予算を立てる。その予算の数字にどこまで責任が持てるか、予算が実行可能かどうかを徹底的に確かめる。
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将来の志は常に高く持ちなさい。そして、日々の足元のことをしっかりとやり遂げることこそが、その志に到達する最も近道なのだ。
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過去において成功したような性格、能力が必ずしも今日成功するとは限らない。今日成功する人が明日成功するとも断言は出来ない。
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世の中は変わる。非常な勢いで変わってゆくのであるから、どう変わるかを早く見通して、それに適応して行った人間が勝ちである。
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運命は作るものーいずれの事業においても、会社組織でも、個人の仕事でも、大きくなる人、どこまでも発展する人、行き止まる人、縮こまる人、その運命は断じて偶然ではない。
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活かして人を使うとするならば、その人に責任を自覚させて重く用いるという事が、一番間違いない方法だ。そしてそれからそれからと、仕事をさせるようにしむけて、遊ばせておかないようにしておくに限る。
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議論をしてはいけない。議論の根本の目的は実行にあり、実行するときに初めて議論の値打ちがあって、もし実行の伴なわない議論ならば三文の価値もない空論である。
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しくじっても咎めない。しくじった人にもどしどし仕事をさせる。しくじったからといって、その人に仕事をやらせないのは、そのしくじっただけの経験を捨てることで損な話である。
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どうでもよいことは頑張らずに譲る。しかし年中譲っていては人間の心の底を見られるから、九つ譲っても一つがんばれ、これは私がよいと思っていることであります。
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「努力の店に不景気なし」ということは不景気の今日たくさん証明されている。不景気であるが故に一層「独創と努力」を必要とする。
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人間というもののいくべき道は一つしかない。それは自分自身を偽らぬ、確固たる思想、不動の信念が何事をするにも一番大事である。人を頼り、人に期待することは一番いけない。
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確かに彼らは今は貧乏だ。しかしやがて結婚して子どもを産む。そのときここで楽しく食事をしたことを思い出し、家族を連れてまた来てくれるだろう。
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働けばよい、それから先は運命だ。先づ朗かに清く正しく働くことが我が一党のモットーだ。サァついて来い。意気地ない若いヤツよ。
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僕は青年時代から慶応で独立独行と云ふことを教へられて来たのだが、僕の社会生活は即ちそれだ。僕は人にお世辞を言はず、愛想を言はず、いつでも言ひ度いことを言つてしまふので人から愛されたことがない。
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われわれから言へば、京阪神といふものは鉄道省にやつて貰はなくてもよろしい。そんなことは大きにお世話です。われわれがどんなにでもして御覧に入れます。
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サラリーマンに限らず、社会生活において成功するには、その道でエキスパートになる事だ。ある一つの事について、どうしてもその人でなければならないという人間になることだ。
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古い殻の中にとじこもって、この時代の急流に気づかぬ人々、旧式のものの考え方から脱し得ぬ人々は、近き将来においてまったく途方にくれなければなるまい。
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「議論は手段であって目的でない、目的は実行にある」のであるから、自分の説を実行させればよいので、自説を発表する必要はない。むしろ自説を発表せずして、実際に行わせるのがよい。
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平凡なことを繰り返し一年二年三年と、行なっているうちに、人から認めれて、出世の道が開かれる。このような平凡の非凡を発揮することが大事である。
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もし、大阪から花街を取除けるものとせば、すなわち大阪マイナス花街、イクオール零である、と言い得るほど、花街の勢力は傍若無人であったのである。