トーマス・フラー
3
世界は、登るものと下りるものの一つの梯子である。
1
他人を許すことのできない人は、自分自身が渡らなければならない橋を壊しているようなものである。人は誰でも許されなければならないからだ。
節約は化金石。
0
最初の呼吸が死の始めである。
2
もし汝が主人であるなら、時々、目を見えなくしなさい。もし召使いなら、時々、耳を聞こえなくしなさい。
勇敢な行為は、決して勝利を欲しない。
下手な言い訳は、黙っているより悪い。
激怒しているときには何もするな。嵐の海に漕ぎ出すようなものだ。
親しくなればなるほど危険が増す。
足のつまずきは、やがて癒えるかもしれないが、舌のつまずきは、時を経て償えるといものではない。
息子は妻をめとるまでは息子である。しかし娘は一生涯娘である。
愚者が流行をつくり、賢者がそれを着る。
自分の知っていることをすべて妻に話したがる人は、わずかしか知らない男だ。
最上の金属は鉄、最上の植物は小麦、最悪の動物は人間である。
失敗ばかり気にする人は、失敗しか求めることができない。
愛とかゆみと咳だけは、どんなことをしたって、隠し通すことのできないものである。
我々は友人無しでも生きていけるが、隣人無しでは生きていけない。
盗人は縛り首にされることを悲しむが、盗人であることを悲しまない。
私たちは泣きながら生まれ、不平を言いながら生き、落胆のうちに死ぬ。
最後の一滴は器をあふれさせる一滴だ。
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