キルケゴールの名言
哲学者
キルケゴールの名言。全51個。
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ほんとうに黙することのできる者だけが、ほんとうに語ることができ、ほんとうに黙することのできる者だけが、ほんとうに行動することができる。
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絶望とは死にいたる病である。自己の内なるこの病は、永遠に死ぬことであり、死ぬべくして死ねないことである。それは死を死ぬことである。
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女というものは、自分の前を通った他の女が自分に注目したか否かを直感的に悟る術を心得ている。というのも、女が身を飾るのは他の女たちのためだからである。
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私にとって真理であるような真理を発見することが必要なのだ。しかもその真理は、私がそのために生き、そのために死ねるような真理である。
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世間では愛は人間と人間との間の関係であるというが、キリスト教の教えによれば、愛は人間と神との間の関係であるという。というのは、神が愛の媒介であるからである。
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人間はなんといっても不合理だ。人間は自分のもっている自由は決して行使しないで、自分のもっていない自由を要求する。彼らは思索の自由を持っているが、表現の自由を要求する。
キルケゴールと名言が類似する人物
キルケゴールについて
キルケゴールは19世紀デンマークの哲学者。当時の哲学の主流であったドイツの哲学者・ヘーゲル及びヘーゲル派を批判。哲学の中心に人間の実存を置く実存主義の先駆けとなった。代表的著作に「あれか、これか」、「不安の概念」、「死に至る病」などがある。