28歳のとき、社会部の中でも最も厳しい警視庁の担当記者になりました。ネタ元になる刑事さんの自宅へ夜討ち朝駆けは当たり前。事件が起きれば、現場に張り付いたまま。一生、こんな仕事が続くと思ったら辞めてますよ。でも、いまも昔も記者にはローテーションがありまして。必ず2、3年で別の部署に変われるという希望があったから耐えられた。
池上彰
池上彰のその他の名言
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感情を揺るがす情報、不安がらせる情報が氾濫しています。それで誰かが何をしてくれるか、って期待ばかりしても、どうしようもない。この情報は何を意味するか、そういうことから考えることが大切。
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悪口や陰口は、当然ビジネスをする上でも気を付けるべきことです。ビジネスマンは、少なくとも顧客の前ではよその会社の悪口や噂話を絶対に言ってはいけません。
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企画をプレゼンテーションするときや職場で朝礼のスピーチをするときなどに、集まっている人を惹きつけるにはどうしたらよいでしょうか。その方法の一つは「具体的な話から始める」ことです。
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記者が自由に書いていると思われがちな新聞記事でも、ある一定のパターンがあります。5W1Hを抑え、そこに固有名詞を当てはめれば、いちおうの記事にはなります。
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「週刊こどもニュース」を担当したとき、収録前のリハーサルでは子供たちの思わぬ質問によって、気づかされることがたくさんありました。
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私はNHKの新人記者時代、先輩記者の書いた原稿をペンでひたすら丸写しして、腕と頭に文体を覚えさせました。やがて、自信をもって原稿が書けるようになりました。