テレビの世界では、視聴者が画面で一人の発言を聞き続けられるのは、20秒が限度です。短い時間で発言をまとめなければなりませんから、起承転結で話すのではなくて、まず「結」を端的に言いきることがポイントです。
池上彰
池上彰のその他の名言
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私はNHKの新人記者時代、先輩記者の書いた原稿をペンでひたすら丸写しして、腕と頭に文体を覚えさせました。やがて、自信をもって原稿が書けるようになりました。
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若い頃は、難解な本に取り組んで、ウンウン唸りながら、自分の中で「要するにどういうこと?」って、咀嚼していくことがとても大事。
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説明して相手がわからないのは、相手にわかるように説明できない自分の力不足です。常にそういう気持ちで話せば、「私の説明が支離滅裂でした」という言葉が自然と出てくるはずです。
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記者が自由に書いていると思われがちな新聞記事でも、ある一定のパターンがあります。5W1Hを抑え、そこに固有名詞を当てはめれば、いちおうの記事にはなります。
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情報を集めるだけでは、あまり価値がない。その集めたものをどう扱うか、どう発信するか。きっと、情報だけでなく、モノでもそう。