何かを調べるときには、「学ぼう」「知ろう」という姿勢にとどまらずに、まったく知らない人に説明するにはどうしたらよいかということまで意識すると、理解が格段に深まります。理解が深まると、人にわかりやすく、正確に話すことができるようになります。
池上彰
池上彰のその他の名言
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現代のビジネスパーソンはあまり本を読まない。ならば、むしろ本を読むだけで差別化できるのではないか。考えようによっては、楽な時代になった。
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読書はすぐに何かの役に立つわけではありません。でも何冊も読むことで視野が広がり、教養も身につく。それはいつしか、ビジネスの現場でも大きな力になる。
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言いたいのは会社に全面的に依存してはいけないということ。それは経済的な面もそうだし、心情的な面もそうですね。その見極めと覚悟があるほうが、むしろうまく関係が保てると思うのです。
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親が本を読んで笑ったり、親同士が本について語って、「こんな面白い本を子どもになんか読ませられない」という態度で、書棚にしまったりしておきなさい、と。そうすると、子どもはこっそり読んだりするんです。
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「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と言いますが、その通りですね。謙虚に教えを請うことで、新たな知識を吸収することができる上に、こうした人の好感度は間違いなくアップします。
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リタイアや転職したあと、前に働いていた職場や自分を全否定しない働き方をしてほしい。自分の仕事に真摯に向き合えた人こそが、幸せになれる。
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「人の話にきちんと耳を傾けることができる」のも、ビジネスパーソンに求められる資質の一つです。これをおろそかにする人に、よい仕事はできないと思うのです。
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相手に何かを伝える行為は、決して自分の知識をひけらかすことではありません。相手の立場を慮って、わかりやすく伝える気持ちを持つことが大事なのです。