渥美清
9
映画のスーパーマンは空を飛んでいるけど、演じている役者は空を飛べない。だから役者はとんでいるように演じなければならない。
1
燃えるような恋をしろ。大声だして、のたうち回るような、恥ずかしくて死んじゃいたいような、恋をするんだよ。
3
泣きな。いくらでも、気のすむまで泣いたらいいんだよ。
0
労働者諸君、田舎の両親はお元気か。たまには手紙を書けよ。
腹なんか空かない。美しい恋をしていれば、一ケ月ぐらい飯なんか食わなくたって平気だ。
2
生きてる?そら結構だ。
そりゃ好きな女と添いとげられれば、こんな幸せはないけどさ。しかしそうはいかないのが、世の中なんだよ。みんな我慢して暮らしてるんだから、男だって、女だって。
どこにいたって、愛がありゃあ、天国なんじゃないの?そういうもんだよ。
俺には、むずかしいことはよく分からねえけどね、あんた、幸せになってくれりゃいいと思ってるよ。
どうしたみんな元気を出せもうすぐ青い鳥が見つかるぞ。
おてんとうさまは、見ているぜ!
大丈夫だよ、まだ若いんだし、これからいい事いっぱい待ってるよ、な。
ほら、見な、あんな雲になりてえんだよ。
そうよ、仕事ってのはね、何しても、楽なものってのはないんだよ、うん。
チョウチョかトンボのように好きなところへ出かけて生涯を終われるなら、末は野たれ死んでもいいんじゃないですかね。
大丈夫、そんな心配するこたあ、ありませんよ。男の子はね、親父と喧嘩して家を出るくらいでなきゃ、一人前とは言えません。
俺のやせ細った死に顔を他人に見せたくない。骨にしてから世間に知らせてほしい。
寂しさなんてのはなぁ、歩いてるうちに風が吹き飛ばしてくれらぁ。
青年。女にふられた時は、じっと耐えて、一言も口をきかず、黙って背中を見せて去っていくのが、男というものじゃないか?
何時までも茶づけ食っているんじゃないよ、口の中で、うんこになりますよ。
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