マーク・トウェイン
3
なに者にもまして価値のある意見を吐く批評家は大衆である。
1
良書を読まない者は、良書を読む能力のない者と少しも変わるところがない。
2
人間はみな気狂いだと気づいたとたん、人生のふしぎは消えて自明になる。
頭にきたときは百まで数えよ。最悪のときは毒づけ。
正しいことに一生懸命挑戦するなら、人々の賛同を得られる。だが自分の賛同が得られれば、百人力である。
文学・音楽・劇にみられる批評家の仕事は、あらゆる商売のうちで最も下卑なものである。
愛はもっともすばやく育つものに見える、だがもっとも育つのに遅いもの、それが愛なのだ。
友人たちが「若く見えるよ」と誉めだしたら、あなたが年をとったしるしだ。
5
真実に値しないものに、真実を語ってはならない。
自分を励ます最上の方法。それは誰かを励まそうと努力することだ。
0
私の本は水だ。偉大な天才の本はぶどう酒だ。しかし、みんなは水を飲む。
もし腹をすかせた犬を拾って不自由なく暮らせるようにしてやれば、噛んだりしないものだ。これが犬と人間の根本的な違いである。
4
あなたの大きな夢を萎えさせるような人間には近づくな。たいしたことない人間ほど人の夢にケチをつけたがるものだ。真に器量の大きな人間は自分にも成功できると思わせてくれる。
まず事実をつかめ、それから思うままに曲解せよ。
名声は霧、人気は偶然の出来事。この世でただ一つ確実なもの、それは忘却。
四十八歳より前に悲観主義者になる者は物事を知りすぎであり、四十八歳を越えてもなお楽観主義者である者は、物事を知らなさすぎる。
彼は人を好きになることが好きだった。だから、人々は彼のことを好きだった。
やったことは、例え失敗しても、20年後には、笑い話にできる。しかし、やらなかったことは、20年後には、後悔するだけだ。
やむを得なければ服装に無頓着だっていい。しかし、いつでも心はきちんとすべきだ。
若いうちはどんなルールにも従っておくのが良い。どうせ歳をとればルールを破る力が手に入るのだから。
マーク・トウェインのすべての名言