マーク・トウェイン
2
自分を元気づける一番良い方法は、誰か他の人を元気づけてあげることだ。
3
良書を読まない者は、良書を読む能力のない者と少しも変わるところがない。
なに者にもまして価値のある意見を吐く批評家は大衆である。
1
友人たちが「若く見えるよ」と誉めだしたら、あなたが年をとったしるしだ。
5
死んだら葬儀屋も悲しんでくれるくらいに一生懸命生きよう。
人の大望を鼻であしらう人間とはつき合わぬことだ。それが小人の常だから。しかし真の大人物に会うと、すばらしいことに、こちらも大人物になれそうな気持にしてくれる。
頭にきたときは百まで数えよ。最悪のときは毒づけ。
笑いに勝る攻撃はない。
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難しいのは友のために死ぬことではない。命をかけるだけの価値がある友を見つけることが難しいのだ。
もし腹をすかせた犬を拾って不自由なく暮らせるようにしてやれば、噛んだりしないものだ。これが犬と人間の根本的な違いである。
4
幻想をなくしてはいけない。もしなくしてしまったら、あなたは存在してはいても、生きるのをやめたも同然だ。
我々は注意深くなって、一つの経験に含まれている知恵だけを取り出すようにすべきだ。
人類なんてこんなものだ…ノアたちが箱舟に乗り遅れなかったことを、残念に思うことがよくある。…。
真実に値しないものに、真実を語ってはならない。
全てが間違っているということはありえない。どんな壊れた時計でも一日に2回は正しい時刻を示す。
7
今から20年後、あなたはやったことよりも、やらなかったことに失望する。
6
名声は霧、人気は偶然の出来事。この世でただ一つ確実なもの、それは忘却。
世の中には地位を崇拝する人間もいるし、英雄を崇拝する人間もいる。また、権力を崇拝する人間もいるし、神を崇拝する人間もいる。そしてこうした架空のものをめぐって、彼らは議論をたたかわせている。しかし彼らの誰もが一様に崇拝しているのは――金だ。
私は多くの問題を抱えていたが、実際に起きたのはその一部だった。
私は文明という言葉が大嫌いだ。というのは、それは虚位を意味するからである。
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