マーク・トウェイン
3
笑いに勝る攻撃はない。
0
死んだら葬儀屋も悲しんでくれるくらいに一生懸命生きよう。
1
友人たちが「若く見えるよ」と誉めだしたら、あなたが年をとったしるしだ。
5
なに者にもまして価値のある意見を吐く批評家は大衆である。
幻想をなくしてはいけない。もしなくしてしまったら、あなたは存在してはいても、生きるのをやめたも同然だ。
人間はみな気狂いだと気づいたとたん、人生のふしぎは消えて自明になる。
2
難しいのは友のために死ぬことではない。命をかけるだけの価値がある友を見つけることが難しいのだ。
もし腹をすかせた犬を拾って不自由なく暮らせるようにしてやれば、噛んだりしないものだ。これが犬と人間の根本的な違いである。
4
頭にきたときは百まで数えよ。最悪のときは毒づけ。
私は文明という言葉が大嫌いだ。というのは、それは虚位を意味するからである。
世の中には地位を崇拝する人間もいるし、英雄を崇拝する人間もいる。また、権力を崇拝する人間もいるし、神を崇拝する人間もいる。そしてこうした架空のものをめぐって、彼らは議論をたたかわせている。しかし彼らの誰もが一様に崇拝しているのは――金だ。
文学・音楽・劇にみられる批評家の仕事は、あらゆる商売のうちで最も下卑なものである。
名声は霧、人気は偶然の出来事。この世でただ一つ確実なもの、それは忘却。
全てが間違っているということはありえない。どんな壊れた時計でも一日に2回は正しい時刻を示す。
7
真実に値しないものに、真実を語ってはならない。
やったことは、例え失敗しても、20年後には、笑い話にできる。しかし、やらなかったことは、20年後には、後悔するだけだ。
洋服が人間をつくる。裸の人間は社会にほとんど、あるいはまったく影響力をもたない。
人生に絶対確実なんてありえない。ただ、チャンスがあるだけだ。
自分を励ます最上の方法。それは誰かを励まそうと努力することだ。
怒りを感じたら、4つ数えろ。怒りが頂点に達したら、罵れ。
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