桜井章一
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「澄んだ状態」にすれば、運が入ってくる。
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何かを得れば、裏側で必ず何かを失っている。
己をありのままとらえることから、強さは生まれる。
世間にはいろいろな人がいます。要領の悪い人、人を騙す人……。けれど、彼らからも学ぶ部分はあります。なぜ彼は効率が悪いのか。嘘をつく人にはどんな特徴があるのか。そう考えれば、いろいろな人がいたほうがラッキーだと思いませんか。
失敗した時にどういう態度をとるかが、失敗を起こした後の一番の勝負どころになるのです。
2
人間だから、不安を完全になくすのは無理だろう。しかし、危ない状況を自ら楽しむ意識があれば、不安はうんと小さくなる。
勝負をすべて「勝ち」と「負け」の両極だけで考えるとどうなるか。負けが見えた瞬間、自暴自棄になってあきらめてしまいます。これでは勝てる勝負も勝てなくなる。
「失敗」イコール、「負け」ではない。
家内と結婚する前はこれでもけっこうモテていて、30人ほどのガールフレンドがいた。その中で一緒になるともっとも面倒というか、困難がふりかかってきそうだったのが家内だった。
「偶然の運」に頼っていると、「必然の運」を呼び寄せる力を失う。
ピンチの時は運の変わり目がきたら素早く読んで勝負に出る。
自分との約束を守れるかだ。朝5時に起きると、自分に約束したら起きる。日常生活で、何かを決めたら死守するという闘いだよ。
3
他人の評価なんてどうでもいい。俺は「雀荘のオヤジ」でいい。社会が見れば下等な立場で十分。そこにいるからこそわかるんだよ。下の人の気持ちがさ。
私の中の「軸」の一つは、「勝ち負けの結果だけではなく、いい勝負がしたい」という想いです。その軸があったからこそ、ヤクザに「負けろ」と脅されるような修羅場に陥っても、どこか自分を客観視することができ、冷静に勝負ができたのだと思います。
定まったものを追求するのが知識であり、定まらないものをつかむのが智恵である。
運というものは、誰かの中に眠っているものではない。環境や人間関係によって刻々と変化して、近づいたり離れたりする。
仕事に楽しさを求めると辛くなる。相互感があればそれで十分だ。
麻雀に長考はない。それは考えているのではなく、迷っているだけだ。
遠くにあるものばかり望んで君は身近にある大切なものを失っているぜ。
お利口さんは複雑に考えるよね。将来どうなるってことばかり考えてる。でも、そんなこと考えたって、自分の不安を濃くするだけだ。
桜井章一のすべての名言