桜井章一
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他人の評価なんてどうでもいい。俺は「雀荘のオヤジ」でいい。社会が見れば下等な立場で十分。そこにいるからこそわかるんだよ。下の人の気持ちがさ。
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私が助かったのは、自分の欲や損得ではなく、「仲間を助けなければ」という思いがあったからだ。仲間を助けるためなら、命を落としたって構わないと思っている。それが好運に結び付いて、死の淵から生還することができた。
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欲が多いと、「運」を逃がす。
勝負をシンプルに出来る人が、強い。
リスクを背負えないと勝負師ではない。
お利口さんは複雑に考えるよね。将来どうなるってことばかり考えてる。でも、そんなこと考えたって、自分の不安を濃くするだけだ。
己をありのままとらえることから、強さは生まれる。
集中とは、丸い感覚で、180度のものが見えている状態です。
知識やデータよりも自分の感性を信じること。感性が研ぎ澄まされるのが、気分の良い時なんだ。「何かイヤだな」「おかしいな」と違和感を覚えたら、その場を離れて、気分の良い方向へ行くといい。実際、私はそうやって災難を免れたことが何度もある。
きれいな顔をしたものに気をつけろ。
「運」は無限に使える。一生の「運の量」は決まっていない。
借りを返さないと、「ツキ」が落ちる。
ピンチの時は運の変わり目がきたら素早く読んで勝負に出る。
2
「偶然の運」に頼っていると、「必然の運」を呼び寄せる力を失う。
1つのことに集中するのは、とらわれている状態。変化に気づけなくて危険だ。同時に複数のことに意識を向ける「拡散する集中」こそが本当の集中力なんだ。「二兎を追う者、一兎をも得ず」と言うけれど、百兎ぐらい追った方がいい。自分の能力も広がって、それが余裕を生み出すことにもなる。
「悪い運」の連鎖から脱けるには、逃げずに早めにケリをつけることだ。
平常心を失うと、運を持っていかれてしまう。
自分の運を支配するのは、神様でも他人でもありません。運の流れを創っていくのは自分なんだという気持ちを持つことです。運が悪ければ、それを自覚して修正する努力をすればいいのです。
「厳しさ」をくぐり抜けた「優しさ」を持つ。
出る杭になったら、ときに自分で頭を叩く。
桜井章一のすべての名言