桜井章一
1
足りていない状態は豊かである。
頭で考えることがいかに感覚の邪魔をしているか。人間は考えれば考えるほど間違う。もともとそこにある運が見えなくなってしまう。自分で感じることが大切なんだ。
ため込んだものはすべて腐ってしまうと考えた方がいい。お金でも何でもそうだ。もし、100万円あったとして、3日で腐るとしたら、「私はそんなにいらない。皆で分けようよ」と思うだろう。そういう心がけが大事なんだよ。
0
壁をつくっているのは自分である。
麻雀は七対子に始まり四暗刻で終わる。
4
自立した人間はいない。
先行きなんて、俺にもわからない。ただ、いま生きている現実をよく見ていると、「この先、こうなっていくんじゃないの」っていうイメージは湧いてくるよ。だって将来というのは、決まっているものじゃなくてさ。いま見ている現実が反映して形づくられていくもんだろう。
怒りを後ろに抜くと、ほんとうの「力」になる。
利口になるよりバカになれ!バカになれたら楽になる。人に笑われる人間になった時、君は一人前だ。
「不調こそ、我が実力」と思え。
強い人間とは、決して準備を怠らず、成し遂げ、後始末をおろそかにしない。つまり「間に合う」ということだ。
運というものは、初めからそこに流れている、いわば風のようなものなんだ。吹いてくる方向も強さもわからない。常に変化していて、目には見えない。逆らわないで、ただ瞬間、瞬間の変化を感じることが大切だ。
2
「厳しさ」をくぐり抜けた「優しさ」を持つ。
出る杭になったら、ときに自分で頭を叩く。
自分の運を支配するのは、神様でも他人でもありません。運の流れを創っていくのは自分なんだという気持ちを持つことです。運が悪ければ、それを自覚して修正する努力をすればいいのです。
何が起ころうと、その日、その日を自分の足で必死に生きている人は「将来がどうの」なんて愚痴ったりしない。仕事にしてもなんでも、今日、自分でやったことだけが明日につながっていくのだということを知っているからね。
不安や迷いの原因は、「感激」「感動」「感謝」が足りないことだ。
「悪い運」の連鎖から脱けるには、逃げずに早めにケリをつけることだ。
借りを返さないと、「ツキ」が落ちる。
「運」は無限に使える。一生の「運の量」は決まっていない。
桜井章一のすべての名言