桜井章一の名言
雀士
桜井章一の名言。全132個。
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男は一歩外に出れば、七人の敵があるというじゃねえか。てことは、一日七個は自分にとってイヤだなと思えることが起こる。そこを逃げずに勝負してみろよ。そうすれば強くなれるに決まってる。
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理想的なのは、「よい内容で勝つ」こと。次に望ましいのは、「よい内容で負ける」こと。3番目が「悪い内容で負ける」ことであり、最も下なのは「悪い内容で勝つ」こと。
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報酬という見返りのない形で仕事に向き合うことで自分なりの納得感を見出したかったとしか言いようがない。人には理解しがたいことかもしれないが、それが私の生き方なのだ。
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「仲間」というのは輪になっている関係だ。「仲間」の中には、当然、意見の合わない人もいるし、気に食わないヤツもいる。だが、そういった個人的感情を超えてつながっているのが「仲間」なのである。
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自分のものにしようと近づいていくと嫌われて逃げられる。運に近づきたければ、つかまえるというより、触れさせていただくという気持ちでやわらかくアプローチする。それが肝要だ。
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他人の評価なんてどうでもいい。俺は「雀荘のオヤジ」でいい。社会が見れば下等な立場で十分。そこにいるからこそわかるんだよ。下の人の気持ちがさ。
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お利口さんは複雑に考えるよね。将来どうなるってことばかり考えてる。でも、そんなこと考えたって、自分の不安を濃くするだけだ。
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運というものは、初めからそこに流れている、いわば風のようなものなんだ。吹いてくる方向も強さもわからない。常に変化していて、目には見えない。逆らわないで、ただ瞬間、瞬間の変化を感じることが大切だ。
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努力が出来たことに感謝するべきです。努力出来たのは自分の力だけでなく、環境や周囲の人のおかげなんだと思わなくてはいけません。
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自分の運を支配するのは、神様でも他人でもありません。運の流れを創っていくのは自分なんだという気持ちを持つことです。運が悪ければ、それを自覚して修正する努力をすればいいのです。
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耳というものは、見えないものを聞こうとする力を持っているから、見えないものが見えてくる。目というものは、見えるものを見るわけだから、目に入ったものにとらわれてしまう。
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大切なのは適度に考えて、適度に考えるのをやめることだ。それは「踏ん切りをつける」とか「割り切る」ということとは違う。「感じる」ということだ。
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心で思ったことは、すぐに実行する。自分の気持ちに真っ直ぐに向きあい、素直に行動する。その繰り返しをしていれば、大事なときにも思ったとおりのことを実現できるようになっていく。
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家内と結婚する前はこれでもけっこうモテていて、30人ほどのガールフレンドがいた。その中で一緒になるともっとも面倒というか、困難がふりかかってきそうだったのが家内だった。
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家庭というのは男にとって安らぎを与えてくれる港のようなものなのに、港に入る前に海賊がいる。私にとって家内はそんな存在感を放っていた。
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若い人をはじめ、多くの人が「将来が見えない、見えない」って不安そうな顔をするけど、大半の人は現実を見ていないだけなんだって。いや、「見たくない」っていったほうがいいのかな。
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運というものは、求めるものじゃなくてね。運のほうから、しかるべき人を選んでやってくると思ったほうがいい。運に選ばれる人というのは、小さなことにもよく気づくし、それには感覚を研ぎ澄ませないといけない。
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避けようとするから余計に追ってくる。ならばあえて反対の行動、つまり「相手の懐に入ってしまう」。こうなると、物理的にも殴りにくいもの。
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普通なら仕事を通して夢を実現しようとか、夢とまではいかなくても仕事のやり方や技術を学ぼうとするのだろうが、仕事に強い動機を持っていない私はそのようなものを求めることもなかったのである。
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教育しよう、育成しよう、なんてことは思っていません。ただ私にも体温くらいはあるので、温めてやりたい、そう願っています。あとは勝手に育って、好きなように成長していけばいい。
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私にとって運は、勝利や利益をもたらしてくれるものではない。運とは、絶体絶命のピンチに陥ったときに何気なく助けてくれるもの。つまり負けから救ってくれるのが運である。
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いくら激しく心が揺れていても、「軸」があれば徐々にその揺れは収束していく。いわば「自分の軸はブレずに、感情だけが揺れている状態」です。一方、軸がなければ、際限なく揺れ続けます。
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運を感じるには、日々できる限り、気分よく過ごすことが大切だ。気分を良くしておくと、なぜか運が入ってきやすくなる。私が大自然が好きなのも、気分が良くなるからだ。
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麻雀を打つ時に私は頭で考えていない。一瞬で打つ。一瞬にすべてを凝縮させる。道場生にも「1秒ルール」を設けて、瞬間で打つようにトレーニングさせている。
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考え方を固定しないこと。物事の判断をいつも白か黒かの両極に分けることはお勧めできない。両極ばかりに目が行き、その間に目がいかなくなるから。
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運が欲しいなら、「運なんかいらないよ」というぐらいの気持ちでいることだ。「運が欲しい!運が欲しい!」と求めるから、かえって入ってこないんだ。
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大きな一番になればなるほど、一つの見落としが命取りになる。相手のちょっとした表情の変化とか、場の流れから少しでも多くのことを「気づいた」人が運をも呼び込むことができるんだ。
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勝負をすべて「勝ち」と「負け」の両極だけで考えるとどうなるか。負けが見えた瞬間、自暴自棄になってあきらめてしまいます。これでは勝てる勝負も勝てなくなる。
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会社や肩書きから離れた場を自分の中に設けるようにしてもらいたい。それが自分を一歩引いた立場から眺め、心のバランスを取ることにつながるはず。
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不安の強い人は自分を守ろうとしていろいろなものを身につけ、自らを重くしてしまう。重い荷物を抱えている人に運は味方しない。
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頭で考えることがいかに感覚の邪魔をしているか。人間は考えれば考えるほど間違う。もともとそこにある運が見えなくなってしまう。自分で感じることが大切なんだ。