増田宗昭
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データを取れば経験がなくても仕事ができる。
物がたくさんあるときは、「選ぶこと」の価値が生まれる。
本を売るのに必要なのは、本の販売のやり方、仕入れの仕組みを知っていることではないんです。読者となる人間の生活を知っていなければならない。
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モノを売るんじゃなくて、もっと世の中を楽しくする、新しい百貨店のありようってあるんじゃないのって考えているのよ。
棚に本を入れているだけではダメ。伝えたいメッセージがあって、それを伝えるために本を置かなきゃいけない。
できないことをしようとしているんだから、できるわけないじゃん。できないことをやっていくのよ。
日本経済の問題の一つとして需要よりも供給が上回っていることがある。僕らの手がけた図書館に来た人は、本を読んで、こんな場所に行きたい、この車が欲しい、こんなおしゃれな服が着たい、もっと学びたいと感じるようになります。意欲を刺激するので、需要が増える。そうなると街が活性化していく。
消費とは選択である。
うちの連中は、みんな本番に強いから。こういう会議は下手くそだけど、動き始めて物が見えてくると、みんな元気出るから。
俺は失敗した。だけどそこで学びがあって、かつそれ以降に努力して、いろんなトライアルもして、成長するためには失敗しなきゃいけない。
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目的買いならばネットで検索すればいい。うちは発見なんです。価値を提案しているのですから。
レンタル業とは、金融業。
私自身はマスコミが評するほど日本経済が悲観的な状況にあるとは考えていません。いまの不況はあえて言えば、心理的不況です。たとえば、円高で不景気になったという論調があります。輸出企業にとってみれば円高が進むと利益は減ります。ですが、輸入企業にとってみれば、円高はフォローです。そして統計を見ると、日本の輸入額と輸出額はどちらも約80兆円と拮抗しています。輸出企業は苦しいけれど、輸入企業は利益を上げているのです。
僕らは企画屋です。時代に即した新しい企画を提示していかないといけません。もうスマートフォンを通じてアマゾンなどでできることは全部やめようと決めた。
「企画でも、自分ができることで、自分の商圏で新しいものが入ってきても絶対に破られないものをやる」ことが重要です。
いまは誰もが指針を求めているんじゃないでしょうか。これまではアメリカが先導する金融資本主義についていけばそれでよかったのです。ところがアメリカの金融業が総崩れになってしまい、金融資本主義に対する信頼が低下しました。では、次に求める価値は一体なんなのだろうかと、みんな逡巡しているんです。
俺ひょっとして、負けるんじゃねえって思った瞬間、髪の毛がぶわーって抜け出したの。
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人から言われてやるのではなく、自分の中で芽生えた「これ」という感覚に素直になるべき。
「あいつが言うんだから買ってみよう」と思ってもらえるかが勝負です。でも、人間性って初対面じゃわからないでしょう。だから、その人の持っている社長、部長といった肩書が信用を補完することになります。だから、これからはトップ営業の時代ですよ。経営者は会社に巣ごもりしていたらダメです。
いじめっ子をこう見ていたのが、ある日、出会った時に、上から見ている自分に気が付いた。
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