池田大作の名言
宗教家
池田大作の名言。全116個。
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負けない勝つことだけが人生ではない。勝とうと背伸びして道理にはずれてしまっては、何にもならない。負けないという人生は、永久に勝ちである。勝つことよりも負けないことのほうが、偉大な勝利なのだ。
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「だれかがやるだろう」という無責任な姿勢からは何も生まれない。「自分が広宣流布をするのだ」という強い一念を持つことだ。役職とか立場ではない。
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優秀な人人間として、誰が「優れて」いるのか。それは人の心の痛みを分かち合える「優しさ」をもつ人ではないだろうか。その人こそ「優秀」な人なのではないだろうか。
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平和を考える平和ほど、尊いものはない。平和ほど、幸福なものはない。平和こそ、人類の進むべき、根本の第一歩であらねばならない。
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親子と家庭家庭教育の最大にして最重要の眼目は、心を育むことである。人の心がわかり、行動できる人こそが、本当に心の強い人間なのである。そのためにも、親の生き方を通して、子どもの心を鍛えていきたい。
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まず自分社会の矛盾を嘆くだけでは何も変わらない。まず自分自身が強くなり、賢くなり、輝いていくことだ。それが、必ず社会を変革する力となる。
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指導者の哲学苦しんでいる人々を、どう救うか―――ここにこそ、人類をリードする一切の哲学や指導者論のエッセンスが凝縮している。
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人の大事な命を預かって、いいかげんな指導をするのはおそろしいことである。出来る限りの理解、できるかぎりの慎重さと、確信、責任を持って指導の任にあたるべきである。
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人を育てる人を育成するには、大きな責任をもたせ、実際にやらせて見ることが大切だ。人は責任を自覚し、真剣になることによって、力を増すものだからである。
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生命の尊厳と死生観現代社会の不幸の元凶は、人間生命が尊厳なる存在であるという、本源的な考えが欠如していることだ。この思考を欠いては、人間の復権はありえない。
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テロと暴力あらゆるテロを絶対悪として断じて許さない。人間の生命を奪う「殺」の行為は、決して許してはならない。いかなる正当化もありえない。
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人生の賢者「今」が一番大事である。過去を振り向いてはいけない。振り向く必要もない。未来への希望を大いに燃やして、今、この時に全力をそそいで生きる。その人が、人生の賢者である。
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大学学問や学歴は、本来、立身出世のための道具ではない。人びとの幸福に寄与するためであり、むしろ、大学で学ぶのは、大学に行けなかった人たちに奉仕し、貢献するためである。
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知識と知恵どんなに高度な知識を持っても、それを人間の幸福のために生かす知恵がなければ、知識は役に立たないばかりか、むしろ危険でさえある。
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教師の役割教育の原点は教師である。その人格こそが、教育という価値創造の根源である。ゆえに教師こそ、最大の教育環境となる。
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勇気人生の勝利も、すべて勇気から始まる。一歩踏み出す勇気、くじけぬ勇気、自分に負けない勇気・・・・。勇気こそが壁を破る。
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政治と権力民衆を苦しめる社会の不条理と戦ってこそ、政治家である。その戦いがなければ政治屋である。最も苦しんでいる人に、救済の手を伸ばすことこそ、政治の原点である。
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思いやり「思いやり」とは「思いを遣る」、つまり思いを他の人まで差し向けることである。慈愛を馳せることである。思いを遠く遣った分だけ、我が心は広がる。
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師弟師という原点をもつ人は強い。原点を忘れない。原点を忘れなければ、人間は、進むべき信念の軌道を見失うことはないからだ。
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女性の生き方教養と品格ある女性―――。その知性と優しさのなかにこそ、真の美しさが輝く。周囲に信頼と安心を広げることができる。
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高齢化社会高齢者の知恵と経験は、現在と未来を豊かにする、かけがいのない宝である。高齢者を真に尊ぶ気風を確立することは、社会の持続的な繁栄の基礎となる。
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死刑を考える死刑は国家権力による暴力の一つの極限的あらわれである。人為的に生命を奪う権利は、何人にも、どのような理由によってもありえない。
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マスコミと言論言論は力である。しかし、それは善悪に通じる力である。正義を守る「盾」にも、悪を断ち切る「剣」にもなれば、人を傷つける「凶器」にもなる。ゆえに、言論人のモラルと責任は、人一倍、重い。
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ユーモア人生にあって笑いがないということは、花がパッと開かないのと同じだ。いかに葛藤に満ちた社会であっても、ユーモアだけは忘れたくない。
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美しく老いる人生の年輪を重ねるごとに、心がいよいよ若さを増していく。つねに「さあ、これからだ」と力強く前進する。これが真の健康である。本当の長寿である。
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勝利勝利の栄冠は、時を逃さず、先んじて行動する人の頭上にこそ輝く。明日の勝利の因は、今日のこの時、決意と行動にこそある。
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信念の力信念は目に見えない。しかし、信念こそが歴史を一歩前へと前進させる無限の力を持っている。その力を信ずることである。その力を発揮することである。その力を証明することである。
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夫婦夫と妻は互いに向き合った相対的な関係であってはならない。共に新しい人生の目標に向かって進む共同体の主体者であり、建設者であるはずだ。
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思想と哲学いっさいの思想は地球上の生命を守り抜くためにこそあるべきだ。それを脅かす思想は、断じて受け入れるべきではない。
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宗教の使命生きた宗教は、社会に生き生きと活力を与え、躍動する精神の息吹を吹き込んでいく。社会に何らかの貢献もなし得ないのであれば、それは死せる宗教といわざるを得ない。
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文化交流政治や経済だけの関係では、どうしても力の論理、利害の論理に流されてしまう。文化の交流、教育の交流こそ、人間と人間、民衆と民衆を揺るぎなく結びつけていく普遍的、永続的な力となる。
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頭だけで考えても、多くは観念論となり、大衆の心とは一致しないものだ。真に大衆の求めるものが、なんであるかを常に知ることが指導者たるゆえんである。
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戦争は絶対悪戦争ほど、残酷なものはない。戦争ほど、悲惨なものはない。愚かな指導者たちに、ひきいられた国民もまた、まことにあわれである。
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現代文明の欠陥人類の絶滅さえも引き起こしかねない。現代文明の危機の最大の元凶は、人間の心に巣うくう分断のエネルギーである。
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無力感、無関心無関心は、心の死である。他者の苦しみを見て見ぬ振りをすることによって、自分の心の大切な何かを、マヒさせ、死に至らしめているのだ。
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仲良く「仲良くしていこう」と思える人は幸せです。「仲良くしていこう」と心を配り、行動していける人は立派である。心がきれいであり、豊かな人である。
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正義真の正義とは、民衆の幸福であり、平和でなければならないはずである。いかなる大儀があろうとも、そこに不幸な人々がいる限り、正義は存在しない。
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信仰と知性いかなる宗教であれ、排他や独善に陥らず、その包括性や受容性を維持していくには、良識ある知性の力こそが、必要なのである。
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国家主義は宗教国家主義というのは、一種の宗教である。誤れる宗教である。国のために人間がいるのではない。人間のために、人間が国をつくったのだ。これを逆さまにした」転倒の宗教」が国家信仰である。
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仏法の知見と人間革命一人の人間における偉大な人間革命は、やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、さらに全人類の宿命の転換をも可能にする。
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芸術芸術と人格は、深く相通じている。偉大な芸術には、偉大な人格の輝きがある。また、偉大な人生は、それ自体が、偉大な芸術である。
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詩人真の詩人とは、同時に戦う人であろう。彼は人を深く愛するがゆえに、人間社会のいかなる不正、邪悪からも目をそらさすことはできない。見てみぬ振りができない。
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音楽歌には、人を前向きにする力がある。歓びの歌、旅立ちの歌、革命の歌、愛の歌―――。一曲の歌がもつ力の大きさは、時として計り知れない。