ヴィクトル・ユーゴー
1
人は軍隊の侵入には抵抗するが、思想の侵入には抵抗しない。
2
愛が無くても与えることはできるが、与えること無しに愛することはできない。
3
荒々しく毒ずいた言葉は、その根拠の弱さを物語っている。
債権者は残酷な主人よりも悪い。主人は身体を剥奪するだけであるが、債権者は対面を破壊し、威信を破滅する。
生きている者とは、闘っている者だ。運命の高い険しい峰をよじ登る者のことだ。
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神は人間に適する者を知り結うて、天を遠くに、すぐそばに女をおかれた。
勇気ある者たちは、全財産を失ったとしても、勇気そのものは決して失わない。
苦しみがある程度度を越すと、人間は二種類の精神的無関心に襲われる。
皺とともに品位が備わると敬愛される。幸せな老年には言い知れない黎明がさす。
愛すること、それは行動することだ。
友よ、逆境にあっては、つねに、こう叫ばねばならない。「希望、希望、また希望」と。
不幸に陥らない秘訣は、人を愛して、働くことである。
私は宗教に対しては宗教を持っている。
極端な無邪気さは極端な嬌態に近い。
愛することは、ほとんど信じることである。
人生は愛という蜜をもつ花である。
私は貴族趣味であるが、行動は民主的である。
哲学は思考の顕微鏡である。
女性が話しかけてきたときは、彼女の目が発する言葉に耳を傾けることだ。
人間の意識とは、もろもろの妄想・欲望・意図が混然と雑居しているところであり、夢想の坩堝であり、恥ずべき思慮の巣窟なのだ。
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