斉藤一人
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松下幸之助さんはね、「自分を出世させたのは三つのことしか考えられない」って言うんだよ。三つとは、「家が貧乏」「学校へ行ってないこと」「病気だったこと」。松下さんは、家が貧しかったから、金持ちになろうとした。学校行ってないから、本読んで勉強した。体が弱いから、他の人を育てた。
人に与えたものは必ず返ってくる。与えっぱなしってことはないの。「嫌なこと」をやれば、「嫌なこと」が返ってくる。だけど、「いいこと」を与えたら、自分に「いいこと」が起こるんだよ。
次はうまくいくからだいじょうぶ。
お金がないと愛する人を助けることができない、だから仕事をしよう。
「自分を許します」と言ってみてください。心のコリが取れて人を許せるようになります。
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世の中に「困った」ことなど何もないのです。すべての人間にとって、未来はかならず明るい。悲観的な人がいくら暗い話をつくりあげても、未来は明るく輝いています。
ささいなことで怒鳴っているけれど本当は自分が許せないのです。
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くたびれるほど相手に気をつかわなくてもいいですよ。
人間って、「愛する人」のためならがんばれるんです。「ハングリー精神が強い」とか「うらみの心は強い」とか「ねたみの心は強い」とか、いろいろ言いますけど、そんなのはウソです。世の中で一番強いのは「愛の力」です。この力さえあれば、どんなときでもがんばれるんです。
おんなじようなものを食ってて、おんなじような生活してて、病気になる人とならない人がいる。「おかしい」って自分の脳に言ってごらん。「それ脳がやってるんだよ」ってわかって、毎日脳に言うようになったら、どんどん良くなっていく。本当に良くなるんだよ。
頭は一生懸命使えば使うほど、回転がもっとよくなる。
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一寸先は光だ、明日が楽しみだな。
夫婦にかぎらず、すべての人間関係は「相手に期待しない。相手を変えようとしない」の修行です。
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秋になるとなべ物がおいしい紅葉がきれい、生まれてきてよかったよかった。
考え方が変われば言動が変わる。身体の反応も変わってくる。
人はいくらほめても、ほめすぎということはありません。愛情を持ってほめる。何でも愛情があるか、ないかが問題ですよ。
挑戦するのが怖かったら、挑戦なんかしなくてもいいんじゃないかな。今日一日、人に親切にするぞとか、奉仕のつもりで働くぞっていうつもりでいれば、すべて解決しちゃうから。自然と挑戦してることになっちゃうんじゃないかな。このことだけ挑戦したら、すべて解決しますよ。
人間は本当はねえ、限界はないんだよ。
私がいう「楽しい」は、残高のことも考えずにカードで買い物を楽しむ、「楽しい」ではありません。会社にいるより家で寝ていたほうが楽しい、という「楽しい」でもありません。私がいう、「楽しい」は、その場しのぎの楽しさではありません。
仕事が、つらいんだったら、一日何時間もつらいんだよ。何時間もつらいから、飲み屋に行ったときもグチいいながら酒飲んでて、マズい酒飲んでんだよな。で、その後もつらいんだよ。人生ずぅーっと、つらいままなの。だから、仕事を、どうやって楽しくできるか。一点、ここなんだよ。
斉藤一人のすべての名言