俺は俺自身のためにい映画をつくる。自分のために撮って、あとは「アンタも見る?」と聞くだけだ。映画監督なんてやってる人は、たいてい映画が好きなわけだけど、その好きにも2種類ある。映画監督が目的になっている人と、監督が手段に過ぎない人だ。監督が手段という人にとって、映画は表現手段のひとつだ。だから、自分の映画を客観的に見る目を持っている。
ビートたけし(北野武)
ビートたけし(北野武)のその他の名言
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世間を楽しませているから自分も楽しむべきだって言うんじゃなくて楽しませる域にいることが根本であって一番凄いことなんだ。それ自体が贅沢であってだなそれに加えて自分が贅沢するってのは余分なことなの。
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完ぺきな映画なんてありえない。いつもこれが最高傑作だと思って映画をつくっているけれど、完成して試写を見た瞬間から、もう次の作品のことを考え始めている。今度こそ、すごい作品を撮ろう。
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世間では妙にありがたがっている部分もあるけど、若さって俺は大した特典ではないと思う。年齢は関係なくて、無茶をできるスピリットを持っているかが問題。
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メディアは、大きなものに対して闘うと言ってるわりには、広告主なんかに対しては弱かったりしてね。最近はそれがバレちゃってるんで、メディアに対してみんなの意見が冷たいんじゃないですか。
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ささやかな幸せを確保するにもめちゃくちゃ努力しなきゃだめだよ。生半可なことじゃないよ道には罠がいっぱい仕掛けられてるんだからさ。