マツコ・デラックス
1
ビッグダディを見て悪影響を受けるような子供は、最初からどんなテレビを見てもバカになるよ。
8
他人と四六時中一緒にいるなんて、とても考えられない。ずっと1人でいたいの。
「アレって、ある程度の思いっていうのは定まっているんだけど、想像をはるかに超える批判が出た場合は考えるんじゃない?
2
あ、「ヘルス特急便」の「ヘルス」って健康って意味なのね。ものすごく速く来る宅ヘルかと思った。
こんな風に、雑誌で偉そうなことぬかしたり、テレビに出ればデブで女装なキワモノっぷりを存分に突かれてるんだから、今更どの口が言うって話なんだけど、アタシはいまだに母親と、もちろん父親とも、自分がどんな人間なのかを話したことがないわ。
同性愛者にだって異性愛者にだって、いい奴もいれば悪い奴もいる。同性愛だから自分を悪いなんて思っちゃ絶対にダメよ。同性愛者だから特別なことなんて何ひとつないの。同性愛者だからって劣っていることもなげれば、かといって、同性愛者だからって優れていることもない。ただの人間よ。
「女の幸せの定義」なんてものはありません。もっといってしまえば、「幸せの定義」自体、存在しません。
こんなアタシにも「人生を指南してください」なんて企画が持ち込まれるの。でも、アタシ自身どうしたらいいか迷っているのに人サマに人生を教えている暇はありません、って断ってるわ。
3
自分さえ信じちゃいない若い子が多いって言うけど、自分のこと信じるなんてのは、罵られ、知らんぷりされ、踏んづけられるような思いをし、それでもバカみたいに、勘違いでもいいから本当の自分とやらを見つけるために彷徨った挙げ句、その遥か先にほんの少し、うすぼんやりと見えてくるようなものじゃない。
身長180センチじゃなきゃ嫌っていうバカみたいな女はそうはいないってことよ。
ウンコしながら寝てたって、垂れ流してたわけじゃないわよ!トイレで寝てたってことよ!
人を笑わせる行為って、最も客観性が必要なことよね。しかもそれって、とても自虐的要素の強い作業で、己が人様からどんなふうに見られているのか、何を求められているのかを冷静に判断できなければ、そこに笑いは生まれない。客観性って、いかに自分を曝け出せるのか、嘘を付けずにいられるのかなんだろうね。
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その寂しさに負けると、あとで後悔する。
あんたグータンヌーボなんて見てるんだ。恥ずかしいねー、あんた。なーに?まだ何か夢見てる?
バディ。
このアタシだって頑張ってメイクをしたら一応テレビに出てもそれなりに遜色ないように見えるんだから、メイクって恐ろしい。
4
埼玉スタジアムで上半身裸になって毎週バカ騒ぎしてるヤツと、渋谷のスクランブル交差点でバカ騒ぎしてるヤツはどこが違うんだって話よ。
鳥を飼うとか考えられないわよ。クチバシとか生えてる連中よ、どうやって愛せるのよ。
自分の理解できないことっていうのは恐怖じゃない?それをうまく理解させてあげられる人が優秀な人なんじゃないの?
結局はさ、あんな刹那的なことを言いながらも、きっと、ちゃんとした人間に見られたいとか、社会と順応して生きていたいとか、もっと言ってしまえば、報われたいみたいな所懐があったんだと思うのよ。好き勝手やってるくせに、ホント高慢ちきな輩だよ。
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