長渕剛
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今のテレビは、個人を尊重しているようで、完全に無視している。スポンサーやテレビ局の思想があって、それにそぐわないシリアスな話をすると「笑いでごまかしなさい」「お茶を濁しなさい」という暗黙の命令に従って、司会者が瞬間的に頭を使って上手くごまかしていく。それは、スポンサーがテレビという「御本尊」をコントロールする存在だからです。
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デブは敗北だ。
オレの作品は、いつも自分へ向けての音楽。何よりもまず自分を奮い立たせるために作り、歌う。「TRYAGAIN」もそう。しのぎを削りながら頑張ってきて、のし上がって、でもくじけて。後悔して、また自らを奮い立たせる。それをありのまま歌う。自分が倒れた時に立ち上がるための音楽を、オレはやる。
俺はいつだって俺の中にある本質を伝えたいんだ。だから根本は変わらない。どうしたって。
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巨大なエネルギーっていうのは一夜にできたものではありませんね。僕とファンがずっと長い歴史をつむいでつくってきたものなんですね。それは、高みを目指して挑戦し続ける、一途の道を追求しつづけるという、あくなき表現者として完璧を目指すという強烈な欲求でもある。
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無理だと言われた瞬間に、やろうと思った。
愛がこんなにも親切で苦しいものだとは、口に出せない事がある。口に出しちゃいけない事がある。
今、何をしていようと、それに夢中になればチャンスはいくらでもある。
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金庫にさ、出刃と契約書だけ入ってんのよ。わかるかな、この感覚。
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どちらかというと俺は親父にもお袋にも優しくしてこなかったかなって思ってたんで、せめて親父には何かしてあげたかったんですよ。
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時代や誰かのために歌を作るという意識は、オレにはない。そういうのは、テーブルの上から人を見下ろすような音楽に感じられて嫌いだ。だから、まずは自分、自分が立ち上がれない音楽を、なぜ人に放つことができるんだ!という気持ちから歌はスタートすべきだ。
歯を食いしばった。恥をかこうが、胸板薄っぺらいねー、と笑われようが、何年後かに理想の身体で理想のステージをやるという意地だけで続けた。
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ミスを犯すのが人間。だけど、そのミスを犯した時にどう補うかが、その人間の真価が問われている。
今の世の中、男がヘタレばっかじゃん!!野生がねぇんだよ。要するに狩りをしなきゃイカンのよ。男の中にひそんでいる野生を喪失しちゃったら、もう精神的な死と同じ。俺は常に生きていたいのよ。死臭を漂わせたくないんだ。
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俺はやりたかったんだ。だからやった。それでいいんじゃないかな。失敗したら、また前を向けばいいだけだ。
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やりたい事とやりたくねぇ事とがおもいどうりにいかなくて「夢はなんですか?」と聞かれることがこの世で一番怖く思えた。
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生ぬるい毎日がイヤなんだよ。命の際を行こうよ。
肉体が出来てくれば精神もついてくるから。
自分の本当にやりたいことってなんだい?誰かに何かを言われてるからやってるんじゃないか?みんながやってるから、雰囲気で右にならえしてるんじゃないか。
力抜くのがダメで、余力を残して生きるのが嫌。ヘトヘトに疲れて生きたい。
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長渕剛のすべての名言