結婚で変わりました。自覚はありませんでしたが、選手たちから「優しくなった」と言われたり、逆に「自分たちのことはもう思ってくれないのではないか」と心配されたりしました。
宇津木妙子
宇津木妙子のその他の名言
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チーム作りというのは土台がしっかりしてこそ。選手たちに基本をしっかりと教えて、一人の人として育てていきたいという希望があります。
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アスリートのトレーニング環境はどんどん整えられていますが、私は「指導者の指導」が急務だと思っています。もっと真剣に考えなくてはいけません。
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確かにそれまでは、四六時中、食事からお風呂までずっと選手と一緒に過ごしていたのですが、結婚後は、練習が終わるとすぐに帰宅するようになりました。「取られたような気がした」とも言われました。
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選手はほとんど、自分の性格を知っていた。だから、絶対服従。なぜなら、私の言うことを聞いたら勝てるから。いくら一人一人が強くても、チームとして強くなくてはならない。
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私自身の考え方も大きく変わりました。夫という第三者がそばにいると、相手がどう考えるだろうかと思いを巡らせるようになり、今までと違うものの見方ができるようになります。
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今の日本のスポーツ界は、派閥とか縦社会でもがいている指導者が、とりあえずそのポジションに据えられているところがあります。企業もそうでしょう。
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ユニチカでも多くの経験をして、つらいこともたくさん味わいました。でも、働くこと、給料をいただくことはこういうことだと身をもって学ばせてもらった。だからこそ、父の言葉がよく理解できました。
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選手とのやりとりは「はい、はい」と一方通行になりがちですから、夫に「そうじゃないよ」と言われてハッとさせられることも多かったです。