かなしみはちからに、欲りはいつくしみに、いかりは智慧にみちびかるべし。
宮沢賢治
宮沢賢治のその他の名言
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もしそれ人とは人のからだのことであると、そういうならば誤りであるように。さりとて人は、からだと心であるというならば、これも誤りであるように。さりとて人は心であるというならば、また誤りであるように。
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だめでしょう。とまりませんながぶがぶ湧いているですからな。ゆうべからねむらず血も出つづけなもんですからそこらは青くしんしんとしてどうもまもなく死にそうです。けれどもなんといい風でしょう。
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わたくしといふ現象は、仮定された有機交流電燈のひとつの青い証明です。風景やみんなといつしよにせはしくせはしく明滅しながら、いかにもたしかにともりつづける。因果交流電燈のひとつの青い照明です。
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諸君よ。紺いろの地平線が膨らみ高まるときに、諸君はその中に没することを欲するか。じつに諸君はその地平線に於る。あらゆる形の山岳でなければならぬ。
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ぼんやりとしてそれでいて何だか堅苦しそうにしている新入生はおかしなものだ。ところがいまにみんな暴れ出す。来年になるとあれがみんな二年生になっていい気になる。