いまも休みなく書き続けているんですよ。もっともっと自分を磨こうと。俺にもし美徳というものがあるとすれば、勤勉さだけはあるんじゃないかな。それは勤勉に小説を書けるということだけで、ほかは全然ダメなんだけど、人間は勤勉なものが一つだけあればいい。
北方謙三
北方謙三のその他の名言
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その人の創造性を左右するのは、潜在能力にかかっている。いわゆる「火事場の馬鹿力」。その潜在能力を引き出には、もう、ひたすら自分を追い詰めるしかない。
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世の中の事象に目をこらし、見えるものを頭に入力しておく。そして、頭の中に醸成されたものを言葉に置き換えていく。だから、ぼんやりとしか見えなければ、頭へのインプットもままならない。
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本屋の平台の上ではベテラン作家だろうが20歳の新人作家だろうが、誰もが平等。まだまだ、若いやつらに負けるわけにはいかない。駆け出しの頃のように、生き残るためには書き続けるしかないと、いまも思っている。
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生きる喜びっていうのは、自分の楽しみと仕事をどうリンクさせるか、そのことにつきるんじゃないですか?そのどちらか一方が欠けても、充実した人生は送れないと思う。