ウラジーミル・レーニン
2
欠陥を意識することは、それをなかば以上訂正したにひとしい。
1
資本家を否定しようと思うものは、資本家たちの貨幣を破壊しなければならない。
これが私の運命だ。絶え間ない軍事作戦。そしてこの作戦を腐敗させることへの憎悪。けれども私は、腐敗を伴った平和とこの運命を取替えはしないだろう。
共産主義とは、ソビエト権力プラス全国の電化である。
ある意味では、帝国主義は資本主義から社会主義への過渡的な一段階である。資本主義は死滅しつつあるが、死滅し去ったのではない。
3
政治全体が、無数の環が連なる無限の鎖である。
一握りの先進国は、地球上の圧倒的多数の住民を経済面で苦しめている。
不平等な経済的・政治的発展は資本主義の絶対的法則である。
4
前進するな、不意をつかれないために。
「下層の生活危機」に加えて「上層の何らかの危機、支配階級政治の危機」が重なった時、その二重危機が被圧迫階級の不満と憤激とが突いて出る裂け目を作り出す。
一歩前進、二歩後退。
0
革命の時期と進展を示唆することは不可能であり、多かれ少なかれ神秘的な法則に支配されるが、革命が来る場合には急激に進む。
企業の大規模化は競争の停滞と独占への傾斜を引き起こす。つまり競争が独占へと変容するのである。
具体的なものを抽象的なものにすり替えることは、革命における最も重要かつ危険な罪過のひとつである。
労働階級の力は組織である。大衆を組織せずにはプロレタリアートは無である。
善にして有用なものすべては、極端に到れば、悪にして有害なものになりえるし、しばしば実際に悪にして有害である。
ごく少数の大企業の優位は貨幣資本と銀行に支えられているだけに一層圧倒的なものとなっていく。
経済問題を究明しない限り、現代の戦争と政治を評価する際に判断ができない。
繰り返される虚構こそが、受け容れられる真実となる。
政治においては、しばしば敵から学ばなければならないとは昔からの真理である。
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