ボブ・ディラン
1
「ライク・ア・ローリング・ストーン」のような歌は自分でも聴いたことがない。自分が今までしてきたことがあの歌になったんだ。
3
客の前で毎晩歌っていれば、客が何を聴きたがっているか、わかるようになるよ。
2
レコードは買わず、店で試し聴きした。一度か二度聴けば覚えてしまうんだ。
最低の犯罪者とは、間違ったものを目にし、それが間違っていることに気づいたにもかかわらず、そこから目を背けてしまう人たちだ。
悪魔と取引きして、一夜にして変わったんだ。ミネアポリスに帰ると、その変わりぶりにみんな驚いていたが、闇と取引きした、ということにしておいた。
あのころ自分はずいぶん年をとっていた。今はもっと若い。
ぼくは、皆と同じでありたいとも、好かれたいとも思わない。
0
ぼくにはヘンな癖があるけど、捨てるなんて事はしなかった。だってそれがぼくの個性なんだから。
4
僕はよそ者だった。ますます疎外感を感じた。違うのに道づれにしようとするんだ。
レコードができて、困った。選曲を間違えたと思った。
人は本当は男や女を探し求めているわけじゃなくて、自分の内側に潜んでいるものを目覚めさせてくれる人を探しているんだ。
良い教師を雇うと高くつく。悪い教師はもっと高くつく。
ある時からぼくに対して歪んだ見方をする人が出てきた。
地下鉄の中でもどこでも歌を作った。話しながらでも歌を書くことができた。
恋やセックス以外にも重要なものがあるんだ。
僕にとって未来とは、既に過去のことなんだ。
ぼくのいるところはいつも静寂だ。
時間を止めようと人はいろんなことをする。しかし、そんなことはできない。
あなたの心に従ってゆきなさい。そうすれば最後にはきっとうまくいく。
天才を天才たらしめるのは、本能だと思う。
ボブ・ディランのすべての名言