ボブ・ディラン
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フォークは、ぼくが感じることを伝えていると思った。人々や社会や思想などを。
どうしてこの名前にしたかは憶えていない。
1
時間を止めようと人はいろんなことをする。しかし、そんなことはできない。
泳ぎ出したほうがいいよ。そうしないと石のように沈んでしまう。
2
僕にとって未来とは、既に過去のことなんだ。
日々生まれ変わるのに忙しくない人は、日々死ぬのに忙しい。
ラジオを聴くようになって、町に出たいと思うようになった。
偉大なパフォーマーには、共通したものがあった。君が知らないものを私は知っているという目だ。ぼくはそういうパフォーマーになりたかった。
転がる石のように。
ウエストポイント陸軍士官学校に行きたかった。英雄として死にたいと思ったが、それはかなわなかった。
マスコミはぼくを社会派ソングライターにしようとした。最初からそうじゃないのに。
私が自信を持って出来ることは、自分自身であること。たとえ自分という存在が、どんな人間であろうとも。
ぼくにはヘンな癖があるけど、捨てるなんて事はしなかった。だってそれがぼくの個性なんだから。
4
映画の中のジェームス・ディーンやマーロン・ブランドを知ることで、過去と縁を切ることができた。
朝起きて夜床に就き、その間にやりたいことをやる人間が、成功者なんだ。
3
マイルス・デイヴィスはブーイングを浴びた。ハンク・ウィリアムズはブーイングを浴びた。ストラヴィンスキーもブーイングを浴びた。君もたまにブーイングを浴びないと何者でもなくなる。
あのころ自分はずいぶん年をとっていた。今はもっと若い。
最高の演奏はステージ上で生まれる。大切なのは観客に届くことだ。
レコードは買わず、店で試し聴きした。一度か二度聴けば覚えてしまうんだ。
君の立場になれば、君が正しい。僕の立場になれば、僕が正しい。
ボブ・ディランのすべての名言