カフカ
0
恐れをもつことは不幸だ。それゆえに、勇気をもつことが幸せなのではなく、恐れをもたないことが幸せなのだ。
5
生の瓦礫のうちからのみ自由が目覚め、かかる瓦礫のうちにのみ人間は生きることができる。
1
悪は善のことを知っている。しかし善は悪のことを知らない。
多くの書物には、自分自身の城内の未知の広間を開く、鍵のような働きがある。
誰もが真実を見ることができるとはいえない、しかし真実であることはできる。
人間を吟味せよ。疑う者には疑わせ、信じる者には信じさせよ。
2
あなたと世の中との戦いなら、世の中のほうに賭けなさい。
寝て、起き、寝て、起き。みじめな人生。
なぜ、人間は血のつまったただの袋ではないのだろうか。
死ぬものは皆、生きている間に目的を持ち、だからこそあくせくして命をすり減らす。
人生の意味とは、それが終わるということです。
書物は我々のうちなる凍った海のための斧なのだ。
歴史はたいてい役所仕事によって創作されるのです。
わたしは自由です。だから道に迷ったのです。
天空は動いても、次なる未来を教えはしない。
探し求める者は見つけることができないが、探し求めない者は見出される。
人間には他のあらゆる罪悪がそこから出てくる二つの主な罪悪がある。すなわち短気と怠惰。
あらゆる困難がぼくを打ち砕く。そして、生きがいを感じることでは、非難され、けなされ、叩きのめされました。
無難なことからではなく、正しいことから始めよ。
信頼が失われたならば、何を語っても意味がない。
カフカのすべての名言