カフカ
1
人生の意味とは、それが終わるということです。
0
わたしは自由です。だから道に迷ったのです。
なぜ、人間は血のつまったただの袋ではないのだろうか。
探し求める者は見つけることができないが、探し求めない者は見出される。
誰もが真実を見ることができるとはいえない、しかし真実であることはできる。
人間には他のあらゆる罪悪がそこから出てくる二つの主な罪悪がある。すなわち短気と怠惰。
無難なことからではなく、正しいことから始めよ。
生の瓦礫のうちからのみ自由が目覚め、かかる瓦礫のうちにのみ人間は生きることができる。
信頼が失われたならば、何を語っても意味がない。
本は麻薬です。
人が通ったところに、道は出来る。
あるのは目標だけだ。道はない。われわれが道と呼んでいるのは、ためらいに他ならない。
ただ詩のみが、常に真理へと到る道だ。
多くの書物には、自分自身の城内の未知の広間を開く、鍵のような働きがある。
真実の無い生というのはあり得ない。真実とはたぶん、生そのもののことだろう。
2
人間を吟味せよ。疑う者には疑わせ、信じる者には信じさせよ。
死ぬものは皆、生きている間に目的を持ち、だからこそあくせくして命をすり減らす。
知性のはじまりの最初の兆候は、死にたいと願うことだ。
3
歴史はたいてい役所仕事によって創作されるのです。
精神の世界以外には何も存在しないという事実、これがわれわれから希望を奪い取って、われわれに確信を与える。
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