カフカ
1
あらゆる困難がぼくを打ち砕く。そして、生きがいを感じることでは、非難され、けなされ、叩きのめされました。
ひとりでいれば何事も起こらない。
3
自分を傷つけたり、刺したりするような本だけを読むべきだと思う。
悪のもつ最も効果的な誘惑手段の一つは、闘争への誘いである。例えば、女との闘争、これは寝床で終わる。
2
あなたの口のなかに食べ物がある限り、すべての問題はとりあえず解決されたのです。
僕と結婚したら、あなたは後悔するだろう。僕と結婚しなければ、やはりあなたは後悔するだろう。結婚してもしなくても、あなたは後悔するだろう。結婚してもしなくても、あなたは後悔するだろう。
0
ある地点からは、もはや立ち帰ることはできない。その地点まで到達しなければならぬ。
4
鳥籠が鳥を探しに出かけていった。
冒険とは、一日一日と、日を静かに過ごすことだ。
真の道は一本の綱の上に通じている。その綱は空中に張られているのではなく、地面のすぐ上に張ってある。渡って歩くためよりは、つまずかせるためのものであるらしい。
神はクルミを与えてくださる。でも、それを割ってはくださらぬ。
ぼくが仕事を辞められずにいるうちは、本当の自分というものがまったく失われている。
執筆しない物書きは、狂気を求める怪物です。
精神は、支えであることをやめるときに、はじめて自由となる。
青春が幸福なのは、美しいものを見る能力を備えているためです。美しいものを見る能力を保っていれば、人は決して老いぬものです。
執筆中には孤独が必要だ。世捨て人では足りない…死者のような孤独だ。
恐れをもつことは不幸だ。それゆえに、勇気をもつことが幸せなのではなく、恐れをもたないことが幸せなのだ。
6
愚かさによってのみ、彼らは自分に自信を与えることができるのだ。
いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。
それでも孤独さが足りない。まったく人通りのない谷間なのですが、それでもさびしさが足りない。
カフカのすべての名言