カフカ
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人間には他のあらゆる罪悪がそこから出てくる二つの主な罪悪がある。すなわち短気と怠惰。
1
わたしは自由です。だから道に迷ったのです。
無難なことからではなく、正しいことから始めよ。
人生の意味とは、それが終わるということです。
書物は我々のうちなる凍った海のための斧なのだ。
人が通ったところに、道は出来る。
なぜ、人間は血のつまったただの袋ではないのだろうか。
寝て、起き、寝て、起き。みじめな人生。
あなたと世の中との戦いなら、世の中のほうに賭けなさい。
2
誰もが真実を見ることができるとはいえない、しかし真実であることはできる。
悪は善のことを知っている。しかし善は悪のことを知らない。
生の瓦礫のうちからのみ自由が目覚め、かかる瓦礫のうちにのみ人間は生きることができる。
恐れをもつことは不幸だ。それゆえに、勇気をもつことが幸せなのではなく、恐れをもたないことが幸せなのだ。
5
本は麻薬です。
多くの書物には、自分自身の城内の未知の広間を開く、鍵のような働きがある。
青春が幸福なのは、美しいものを見る能力を備えているためです。美しいものを見る能力を保っていれば、人は決して老いぬものです。
神はクルミを与えてくださる。でも、それを割ってはくださらぬ。
3
人間を吟味せよ。疑う者には疑わせ、信じる者には信じさせよ。
死ぬものは皆、生きている間に目的を持ち、だからこそあくせくして命をすり減らす。
鳥籠が鳥を探しに出かけていった。
カフカのすべての名言