盛田昭夫の名言
盛田昭夫の名言。全238個。
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人は誰でも種々様々な能力を持っているものなのに、自分がどんなに優れた能力があるかを知らずにいる場合が多いと思う。どの世界でも、偉人というものはたいて、自分で自分の能力を発見し、育てていった人であろう。
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私の言うことをごもっともですと言ってくれる人だけがパートナーではないと思います。違う考えをもっとる人間がおるから意味がある。我が社なんて言うのは会長みたいなことを言う人間がたくさんおる。
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日本人の中には、意見に食い違いが生じると、友情もそこまでと考える人が多い。しかし、欧米人は、相手を友達と思えばこそ、とことん議論し、徹底的に思うところを説明しようとする。
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アメリカ人は必ずしもイマジネーションというものを理解していない。もし自分がアメリカでCEOをやっていたら6ヶ月ともたなかっただろう。
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新しい発明発見も大切ですが、既存の技術を使って全く新しい製品を考え出す知恵があれば、一つのインダストリーとして立派に成長するのだということをウォークマンは実証したのです。
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ソニーのトリニトロンテレビは市場価格よりも2,3割高価だ。それなのにダンピング税を課すのはアメリカのフェアプレイ精神にもとるものである。
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クリエイティビティには3つある。第1に発明発見、技術革新。第2にプロダクトプランニングとプロダクション。第3にマーケティング。
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ソニーの技術力、販売力、経営能力のどれか、ソニーの知恵を利用できる分野があれば、それを利用し今後の発展性のある分野に進出してゆきたい。
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新入社員は先輩から教わるな。会社にとって大事なのは、学歴という学校の名前ではなく、その人の実力なんだ。コーチなしで、自分で苦労して、努力して伸びろ。
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私は新入社員の入社式でいつも次のように言うことにしている。「君たち、ソニーに入ったことをもし後悔するようなことがあったら、すぐに会社を辞めたまえ。人生は一度しかないんだ。」。
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うちは絶対にレイオフしちゃいかん。利益が下がってもいいから、全員をキープしろ。その代わり、不景気の間を利用して社員教育を行う。
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本質を見失ってはいけない。見失うと、いつでも「改革」という美名のもとに大切な本質が失われる。変えるべきは変え、変えないべきは変えない。
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会社が倒産すれば、何千万ドルもの借金をつくるために、何十年も営々と働いてきたことになる。われわれは、そんなバカなことはできない。
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SONYの社名をつくるにあたって決められた2つの重要な決定基準ー2.世界に進出する以上、どこの国でも同じ発音で読まれ、感じよく耳に響く名であること。
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アメリカのスピーチはディナーの後なのでおちおち食べていられない。日本ではディナーの前です。是非この習慣も日本から輸入されたほうがよい。
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私は内心、これはいけるぞという自信がありました。なぜならば、若い人達は音楽無しではいられないということが解っていたからです。
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日本政府は我が社の収益の多くを税金として取り上げているのだから、リスクを冒さずに我が社のパートナーになっているも同然なのである。
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ソニーを、海外現地の人々が誇りに思う会社にしていただきたい。それが「グローバル・ローカライゼーション」の意味するところです。
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アナログからデジタルへ。このデジタライズされることによって、あらゆる考え方がまるっきり変わってゆく。そういう時代に、私達はおるのであります。
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いつも好奇心をもつということが大事だ。私はいつも、目に入ったもので知らないものは、あれはなんだ、これはなんだと若い者に聞いておる。
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私達はプライドが強いですから、ソニーはユニークであると言い続けてきましたし、事実そうだと信じておる。これは、我が社の、かけがえのない我が社の力だと思います。
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米国企業は、長続きする財産を築くことよりも、紙の財産をもてあそぶことに興味を覚え、四半期ごとの短期勝負に血道をあげている。
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ソニーはトランジスタラジオを売り出したのは世界で二番目です。一番目の米国の会社は売れなくてすぐやめた。我が社は、「ラジオは一人一台必要だ」という考え方を売ったのです。
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非常に寒いニューヨークの冬に、三万台のラジオの在庫を引き取って一日かけて倉庫に運んだ。それがソニーアメリカの一日目であります。
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重税を納めているサラリーマンは、全体としてみれば日本国の大株主である。いまや進んでわれわれの国を守るために、本当に動かなければならないときが来ている。
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「神話が崩れた」なんて心外でたまりませんね。ソニーは神話で儲けていたわけではないんですから。ウチの企業努力、一所懸命働いたからこそ儲かったんですよ。あまり短期的に見てもらっては困るんです。
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井深さんと私は、しょっちゅう自分たちでモノをつくったり、使ったりしているんです。こういうものが欲しい、ああいうものが欲しいというところからアイデアが出てきますね。
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大手の電機メーカーさんは、5時を過ぎれば赤坂や新橋に繰り出すでしょう。我々が追いつくためには、夜中まで働かなければなりません。
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我々技術系の者は、目標設定がハッキリすれば、それに向かって創造できる。目標のためにはどうしたらいいかということで、逆に技術を開発していくわけです。
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狭い専門分野でとことんまで努力をしたならば、そこでは誰にも負けない実力がつけられるものだと、私たちは考えている。我々の得意の分野では誰にも負けないぞという自信が持てるものなのだ。
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東通工にとって大事なポリシーは「そうすべきであり、そうしなければならないと知ったこと」は、あらゆる努力のもとに、ただちに実行に移すこと。
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井深さんとは仕事の上では言い争いもしますが、根本的には100%信頼し合っていますからね。それに性格は正反対なんですが、ものの考え方は一緒なんですね。