信頼できる人間関係の構築は非常に難しい。信頼を築くには長い時間と手間ひまがかかりますが、失うのは一瞬だからです。しかも、こうすれば信頼できる人間関係を作れるというような、手軽なコツはありません。信頼を維持すべく、自分で考えて、努力することが必要です。考えてみれば、人間にとって最も難しいことなのかも知れません。
村上龍
村上龍のその他の名言
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まず、何のために努力をすればいいのかを分かった人、あるいは努力の対象を見つけられた人、こういう人たちが成功者へのスタート台に立つんじゃないでしょうか。
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自分の限界を知るのは大変で、大切だ。限界までいったことのない奴が、自分にはもっと可能性があったはずだと悔やんで、他人に依存するようになる。
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友人や恋人は、作ろうと思って作れるものではないし、探そうと思って探せるものでもありません。「出会う」ものです。まず一つ一つの出会いを大切にすることからはじめてはどうでしょうか。
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努力して手に入れるものに価値があるというのは、芸術家とスポーツ選手にだけ言えることで、貧乏人には当てはまらない、嘘なんだ。
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愛想笑いは世界共通で、ばれてしまうんです。本当に心から笑うと、笑い顔が普通の顔に戻るのに時間がかかる。でも、作り笑いとか愛想笑いはすぐ戻る。
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とにかく人生をサバイバルして生き抜くためにはどうしたらいいか、という風に、発想を変えてみたらどうでしょうか。「安定を得る」ではなく「生き延びる」というスタンスで、考えてみてください。
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名前を呼ばれて、おいでって言われて、飼い主のところに行けば、必ずいいことがあるから、行く、ぼくは、そういうのが、本当の信頼じゃないかと思うんです。
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どこか「いいなあ」と思える部分があるかどうかは重要。人間は、まったくリスペクトができない人とは、友人だろうが、恋人だろうが、付き合いは長続きしない。