ファシズムは絶望から生まれる。
村上龍
村上龍のその他の名言
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自信を持つというのは、「迷わない」「悩まない」ことではない。自信というのは「少なくともこのことに関する限り自分は飽きずに努力を続けられる」みたいなこと。
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「目の前のことを一生懸命にやる」というのはやや不正確な気がします。問題は、何を、なぜ、どうやるかであって、「目の前のこと」だけ一生懸命にやっていればいいというわけではないからです。
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経営者というのは、安定した正三角形の頂点に君臨するのではなく、不安定な逆三角形の最下部で会社と社員を支えなければならない存在だ。
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昔の話をするときは楽しいが、現実に戻ると楽しくない、というのはたぶん「老化」。そうなったら「すでに自分には老化がはじまっている」という意識を持つことがまず大切かも知れない。
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俺達は大脳で発情する。精液が溜まって勃起するわけではない。裸の女が股を開いているところを思い描いて勃起するのだ。本当は人間には何の欲望もない。対象があるために欲望が発生するだけだ。
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関係性が生まれれば、どういう形にせよ、傷は発生する。そして、その傷から自由になろうと決めて努力する場合に限り、傷は何らかの意味を持つのだ。
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雨には優しさがあると思う。燦々と降りそそぐ日差しは確かに爽快だが、気分が沈んでいるときなど、その明るさを敬遠したくなることがある。