夏野剛の名言
経営者、iモード開発メンバー
夏野剛の名言。全121個。
-
上手、下手ではなく好きなことを見つけるという考え方のほうがいい。無理に「これなら受けるかも」と考えて、好きでもないことを勉強しても身が入らないですから。
-
仕事は生ものなので、オーダーを受けたら早めに片づけることが重要です。そうすることでトラブルや二度手間が減り、仕事を速く進めることができます。
-
5分考えて答えが出ないなら、どちらを選んでも結果は同じでしょう。それ以上は迷う時間がもったいない。鉛筆を転がせばいいのです。さっさと決めて、動き出し、状況を見ながら軌道修正していくのが賢明です。
-
ヒット商品には必ず個が見えている。個人と組織の関係がうまくいった時にイノベーションやヒット商品が生まれる。逆に、個が見えないものは、あまり大きくならない。
-
私の知人に、最近、人前で話すことが上手くなったと感じる人がいます。以前と何が違うのか考えてみると、今の彼には余裕が感じられるのです。余裕は話の印象をガラリと変えてしまう要素なのです。
-
まずは米国がどうしてるかなんて考えずに、一番独創的なものをつくるために目線を高く置くべきです。世界のベンチマークになれれば、経済力以外でも日本は誇りを取り戻せるんじゃないですか。
-
自分が勤めている会社が、10年後に存在しているかどうかさえわからないんだから。嫌な仕事をグッと我慢して、会社にぶら下がりながら生きていくという生き方は、いまは報われないどころかリスクでさえあります。
-
ビジネスにおいて感覚やセンスというのは非常に大切です。ですから二者択一ではなく、数字を感覚やセンスを補完し証明する道具として使えばいいのです。
-
たとえば2人の部下を使って3年連続で目標を達成した。そのような成功を収めたときに初めて市場価値が高まります。だから30代は正念場です。人を使ってとにかく成果を出すことが大切です。
-
僕は20代のころ、かなりの量のビジネス書を読んでいました。そうして尊敬できる経営者やビジネスパーソンを見つけて、本などでその人の考えをより深く知っていけば、自分の中に有効な判断基準をつくれるのです。
-
何でもいいから、自分のなかで突き抜けられるモノを見つけて、それを磨くことが大切です。それを武器に転職してもいいし、起業してもいい。いまの会社でもその武器を活かせそうなら、そのまま残ってもいい。
-
異なる価値を融合するにあたっては、明確な意志の他に、「それを本当に顧客が求めているか」という視点が欠かせない。基本的なことではありますが、案外、新製品、新サービスの開発現場では忘れられがちです。
-
ビジネスである以上、利益も大事ですが、それが目的ではつまらない。何らかの形で社会の発展に貢献してこそやりがいを感じるし、それがないビジネスというのは結局淘汰されてしまうでしょう。
-
過去に有効だった知識やノウハウを学ぶことにほとんど意味がなくなった。今は年齢や経験によるハンディやアドバンテージが少ない時代だ。
-
年配の経営者に向けてITの重要性について話すとき、私がよく例に出すのが織田信長と鉄砲の話です。相手にとって親しみがあり、共感できる例を挙げると、理解が深まるのです。
-
日本の「特異性」を「先進性」と置き換えて、製品でも社会システムでも先進的なことをどんどん実験し、できた暁には海外に持っていくという方向に転換すべき。
-
インターネットの発達で、これまで単なる趣味にすぎなかったものがおカネになる例が出てきています。一生やりたいこと、死ぬまで働きたい仕事を見つけようというのが僕の提案。
-
一見余計と思われるものの中に、思わぬ可能性があるものなんです。ビジネスで時間と気持ちの余裕が必要なのは、そうした可能性を見逃さないためだと考えるべきだと思います。
-
文句を言う人がいても、120%の力を出せばいいだけです。「生意気な奴」と言われたこともありますが、褒め言葉と受け取りました。
-
対価を払う人を置き去りにした開発というものは本来ありません。ユーザーひとりひとりに満足を提供することの積み重ねが、社会貢献にも繋がる。
-
やりたい奴に機会を与えるほうが大事。そこから成功例が3つぐらい出てくれば自分もできるんじゃないかと思う人間がたくさん出てくる。
-
万人とうまくつきあうことなど不可能。古い関係の修復に腐心するよりは、そのエネルギーを新しい友人づくりに使ったほうがいい。地球上には70億人、日本だけでも1億2000万人の人間がいるのだから。
-
仕事の数字を読むときに大事なのは、自分の哲学や主張です。それを貫くためにどう活用するかと考えることで初めて、仕事の数字は活きてくるのです。
-
成果を出すことこそ、管理職に初めてなったとき気に留めるべき事柄です。そのためにはチームの総力をあげる必要があります。チームがいかに120%の力を出せるのか、が最重要なのです。
-
高度経済成長期は、誰が何をやっても、いわゆる波に乗ってそこそこの成果を出すことができました。でも、いまのような経済が縮小するデフレ社会に対応するのは、同じやり方では通用しません。
-
何かを判断するときは、5分で結論を出す。これは徹底しています。人間の脳は、世界最高速のコンピュータなんですから、その能力を活かすには、5分間集中して考えた方が間違いなくいい。
-
人に対して何か働きかけるとか、ゴマをするとかいうのは、すごくつまらない。というのは、そういう人との関係はその会社限定のことだからです。
-
部下には1から100まで指示は出しません。ひとつの仕事があるとき、何のためにするのかという意義や最終的な全体像などは説明しますが、細かな手順ややり方などは部下に任せています。
-
上司に配慮しすぎて萎縮していてはダメです。自分の能力を抑える癖がついてしまいます。自分で考えて行動することこそが重要なのです。
-
論理的に考えられず、場当たり的に行動するのは、最初に大事なことを決めないから。その結果、いろんな意見にフラフラして、つじつまを合わせるため無理な理屈を展開するハメになる。