日本のマーケットは小さくなっていきますが、世界は違います。人が増えるということは経済も活性化されていくわけですから、そこに事業の進むべき道があるはずなんです。貧乏で満足する人間は世界のどの国にもいないわけですから、その人たちが豊かになっていくために当社はそのお手伝いをするということになります。
樋口武男
樋口武男のその他の名言
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世の中の変化を先取りして新しい事業や商品を開発する。多くの人たちに事業や商品を役立てていただき、収益に結び付けることを意識し続けています。
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私は講演するときに「偉い人なんていない。立派な人になってください」と話します。なぜなら、偉い人は肩書がついたからといって、自分がえらいとは思わないからです。
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学校で習った通りにやって大成するなら、よく勉強した人がトップに立つことになります。しかし、そうならないところが世の中というものです。理屈を知ったうえで、行動が伴わなければならない。
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社長だけモチベーションが高くても意味がないですからね。役員や社員のモチベーションが上がらないと、トップがいくら号令をかけてもダメ。トップは部下に対し、将来に対する夢を提示しなくてはならない。
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経営に携わらせてもらってきた中で、いろいろな会社の栄枯盛衰を見てきました。そこでは、やはり創業者を蔑ろにして、ふんぞり返った人が出てきたときに大体おかしくなっています。
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伸びる人はプラス思考で積極的な人。そして、「志」を持っている人。将来こういう人間になりたいとか、こういう立場になりたいという自分の目標が明確にある人、それが高い志と言うのでしょう。
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売上や利益が伸びなければ、社会貢献ができません。当社は、経常利益の1パーセントをCSR活動に使うことにしています。どこかが社会貢献活動をしていかないと、何も前に進みませんからね。
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現場の第一線のことまでも何らかの形で耳に入ってくるようにしておかなければ裸の王様になってしまいます。裸の王様になったら現実がわからなくなってきますからね。
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役立つ商品を我々は提供できるようにしていく。こういうものがあったらいいなというものです。そんなに難しく考えなくても、現実にある現象を見ればそういうものが分かります。
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次の仕事のアイデアにつなげるため、私はできるだけ社内外の多くの人に会うように努めています。読書も大切ですが、多くの人に会うことは、読書と同じくらいの効果があると考えています。