以前、トヨタ自動車の奥田碩元会長から「大和ハウスは何屋さんを目指しているのか」と尋ねられたことがあります。「これからの世の中に必要なものは何かを考え、いち早く取り組んでいます」と答えたら、「それにしても早いな」と言われました。私は「中小・ベンチャー企業はスピードが命ですから」と話しました。
樋口武男
樋口武男のその他の名言
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元気よく挨拶する、約束を守るといった「凡事」を極めることで、人からの信頼が積み重なり、それがやがて「非凡な成果」につながる。
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オーナーからは、そんなに難しいことは教えられていません。当たり前のことをずっと教わってきました。そして我々はそれを愚直に守り続けてきただけなのです。
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社員が働きやすく、お客様を向いて働けるような至極当たり前の環境をつくらなければなりません。そしてそのような環境を生み出すのは、リーダーの責務。
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将来は事業家になって両親に恩返しをするという志が揺らいだことはありません。ただ、何歳で社長になるという人生設計書は、たびたび書き直しました。
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大和ハウスには「アスフカケツノをつけました。最初はバラバラだったそれぞれの事業が結びつきはじめました。世の中のニーズがあるところを間違わずに事業をしていたら、いつの間にか大きく育とうとしています。
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人材の異動や不要部門の撤廃を断行しなくては、人も組織も生まれ変わることはできない。中途半端な改革しか行なわず、大企業病を放置してしまったら、当社は早晩衰退への道を辿っていた。
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家に帰っても自分の部屋がなくて勉強ができない子供が大勢いました。そこで、わずか3時間で出来上がる簡易型家屋「ミゼットハウス」を開発・発売したところ、爆発的に売れました。これは現場からもらった知恵です。