ウディ・アレン
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二人の兄弟というアイデアに魅了されました。なぜなら家族の絆はとても強い依存関係を作り出すからです。彼らは優しい二人の青年ですが、とてつもない頼みごとを持ちかける叔父に完全に依存しているので、当然そこに悲劇が繰り広げられるわけです。
自信とは、問題の本質を理解していないときに現れるものだ。
ある人がオーウェンを提案してきたとき、僕は「彼はカリフォルニアのサーファーみたいに落ち着き払っていて、ビーチのイメージがあるから違う」と言ったんだよ。ただ、しばらくしてから、彼には才能があって面白いうえに、良い俳優でもあるじゃないかと思い直したんだ。
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僕にとっては、ニューヨークそのものがとても想像をかきたてる存在だから、朝マディソン・アヴェニューを散歩して仕事に行く人々や学校へ行く子供たちを眺めるだけでたくさんのアイデアがわいてきて、もっとこの街についての物語を語りたくなる。
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完全に偶然の産物といえるだろうね。僕自身も誰がこの主役に適しているかわかっていなかったんだ。
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今まで生きてきて残念に思うことのひとつは、僕が、僕以外の誰か他の人ではないと言うことだね。
神様は何かわかりやすい啓示をくれるべきだよ!たとえば、スイス銀行に僕名義でお金を振り込んでくれるとかさ。
ジャズ・ミュージシャンのルイ・アームストロングに会える機会もあったけれど、あえて会わなかったよ。僕が偉人たちに会いたくないのは、彼らも僕らと同じ心配性で欠陥を持っている普通の人々だと気付きたくないからだよ。
恋愛とはサメのようなものだ。常に前進してないと死んでしまう。
とにかくニューヨークには素晴らしい撮影スポットがたくさんある。生き生きとして、エキサイティングで、神経質な街なんだけど、そこが好きだね。
株式ブローカーってやつは他人の金を投資につぎ込み続けるんだ。すっからかんになるまでね。
僕のロマンティックな映画はすべてニューヨークが舞台、僕は、ニューヨークという都市自体を登場人物の一人だと考えている。
グルーチョ・マルクスには会ったことがあるけど、実際に彼に会ったら、それまでの僕が彼に対して抱いていたマジカルな要素が消滅してしまったんだ。彼を、まるで僕の叔父や家族みたいなありふれた存在に感じてしまったんだね。
死ぬということは、楽に寝そべっていてできるわずかな事柄のうちのひとつである。
自分には知性というか深さというか、才能がない。偉大なものがないんだ。
僕は自分のアイドルに会いたいと思ったことがないんだよ。
私は速読のクラスを取り、「戦争と平和」を20分で読んだ。ロシアについて書いてあったと思う。
彼女は私の意見に従ったし、彼女にも数多くの意思決定をギフトのように与えた。多くの物事を彼女に任せたんだ。
私を会員にするようなクラブには入りたくない。
劇中に登場する偉人たちは、誰もがその習慣や特性を知っている有名人だ。だから僕らは、単に彼らに似ているだけでなく、演技もしっかりできる俳優を雇う必要があったんだよ。偉人たちに似ていて、演技もできる俳優を探し出すのには苦労したし、時間もかかった。
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