西尾維新
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やればできるなんて、聞こえのいい言葉に酔っていてはいけませんよ。その言葉を言うのはやらない人だけです。
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逃げることは恥ずかしいことじゃないよ。むしろ私は負けるとわかってるのに意地で逃げない方が恥ずかしいと思う。
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人生はプラスマイナスゼロだって言うやつは、決まってプラスのやつなんだ。
知は罪だけれど、馬鹿は罪じゃないものね。馬鹿は罪じゃなくて、罰だもの。
普通で無い者は、その指向性が善であるにせよ、悪であるにせよ、定めし人を傷つけるものなのだよ。
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知りたいか教えてやる金を払え。
人間は無意味に生まれて、無関係に生きて、無価値に死ぬ。世界には目標なんてなくて、人生に目的なんてない。
俺は金が好きだ金ならなんでも買えるだからなぁ俺はかけがえのないものが大嫌いだ。
ずっと一人でいると、自分が特別なんじゃないかって思っちゃうわよね。一人でいると、確かに、その他大勢にはならないもの。でも、それはなれないだけ。笑っちゃうわ。
誤解を解く努力をしないと言うのは、嘘をついているのと同じなんだよ。
夢は追うものではなく、背負うものだ。夢は思いで、当然重い。
世界は優秀に厳しい。世界は有能に厳しい。世界は綺麗に厳しい。世界は機敏に厳しい。世界は劣悪に優しい。世界は無能に優しい。世界は汚濁に優しい。世界は愚鈍に優しい。
苦労をしたことは一度もない。ただ、努力はしたがね。
妥当な夢が叶わなかったら、ショックだもんね・・・・・・高い理想を掲げることは、きっと、自分を守ることなんだよ。だって叶わなかったとき、「やっぱり」って言えるもん。
でも、無駄じゃなかった。
力が強いってのは、ただそれだけのことで周囲に影響と悪影響を与えちまうもんなのさ。そこには責任なんて伴わない。
ほんの一瞬であっても――悪魔に天使が宿ることもある。
人は誰しも低能である権利がある。
い、いい気になるなよ……人間!我が輩に勝ったくらいでいい気になってんじゃないぞお!わ、我輩は!我輩は「六人の魔法使い」の中では一番の下っ端!言うならば雑魚!我輩などに勝ったところで何の自慢にもならんわ!
見る者を選ぶようなものを、わたしは芸術とは呼ばないの。
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