ペーターって、ひどい劣等感の持ち主なんです。たとえば、自分はとても頭が悪く、ほかのみんなはとても頭がいい、なんていつも思ってますし、フランス語を教えてあげると、それこそ何百ぺんでもくどくどお礼を言います。
アンネ・フランク
アンネ・フランクのその他の名言
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ここではみんな、すっかり笑うことを忘れてしまいました。おかげで、ちゃんとした笑いかたさえ、もうできなくなっている始末です。
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いまや世の中の秩序は逆転してしまいました。もっとも尊敬されるべき人たちが、強制収容所や監獄、寂しい独房にほうりこまれ、残った人間のくずどもが、老若、貧富を問わず、国民全体を支配しています。
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彼はわたしのことを」ぼくの黄金郷」と呼んでキスしたがりました。人間をそんなふうに呼ぶなんて、ばかみたい!でもやっぱり、かわいいところもあります。
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本当にこんなにもたやすく感情に溺れてしまっていいのでしょうか。こんなにも夢中になって、まるでペーターと競い合うようにいちずにのぼせあがってしまって、これでかまわないのでしょうか。
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ここでキティーに約束しましょう。どんなことがあっても、前向きに生きてみせると。涙をのんで、困難のなかに道を見いだしてみせると。
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だれもが心に良い知らせのかけらをもっています。それは、自分がどんなに素晴らしい存在になるのか、まだ気づいていないということ!どれほど深く愛せるのか!何を成し遂げるのか!自分の可能性とは何かを!
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私がなぜ日記をつけはじめるかという理由についてですけど、それはつまり、そういうほんとうのお友達がわたしにはいないからなんです。