ボーイフレンドもぞろぞろいます。みんななんとかしてわたしの目をひこうとして、それがうまくいかないと教室の鏡でこっそりこちらを見ているくらいです。
アンネ・フランク
アンネ・フランクのその他の名言
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まるで悪夢になりかかっています。夜にだけでなく、昼間にも彼のことが一刻も頭を離れないのに、じっさいにはすこしも彼に近づけません。
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もしかすると、わたしだけを特別な目で見てくれたと思ったのは、こちらの思い過ごしだったのかもしれない。ああペーター、どうかあなたにわたしのこの姿が見えますように。心の声が聞こえますように。
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昨日の日付を覚えておいてください。私の一生の、とても重要な日ですから。もちろん、どんな女の子にとっても、初めてキスされた日といえば記念すべき日でしょう。
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今日はこのぐらいにしておきます。ペーターのことで頭がいっぱいで、彼をながめる以外に、なにも手につきません。じゃあまた、アンネ・M・フランクより。
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母親が子供たちにいっさいを話してやらないかぎり、子供は少しずついろんな知識を聞きかじり、そしてそれはまちがった知識にちがいないのです。
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毎日ただ家事をこなすだけで、やがて忘れられてゆくような生涯を送るなんて、私には考えられないことです。私は世間の大多数の人たちのように、ただ無目的に、惰性で生きたくはありません。
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ペーターがおばさんのすごく細みのドレスを着て、帽子をかぶり、私が彼の服を着て、男の子の帽子を被ったら、大人たちはみんなお腹を抱えて笑い転げ、おかげで私たちまですっかり楽しくなりました。
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書いていさえすれば、なにもかも忘れることができます。悲しみは消え、新たな勇気が湧いてきます。とはいえ、そしてこれが大きな問題なんですが、はたしてこのわたしに、なにかりっぱなものが書けるでしょうか。