いま70代になってわかったのは、行く手が二つに分かれていることです。一方の道は人生でそれなりに成功し、そのご褒美に別荘を建てて、のんびりと余生を過ごす「老人」。片方は、自分がじいさんだとは思わない「年寄り」なんです。僕は老人にはなりません。やっぱり年寄りです。だって、こっちは「年が寄って」きたら、身をかわせばいいから。それで僕はいま大学に通っているわけです。
萩本欽一
萩本欽一のその他の名言
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偉人伝、読んでごらん。最初の8割はずっと失敗しているだろう。でも、最後の2割で賞を取って、成功していく。みんなそっちばかりを覚えていて、前半忘れちゃうんだよ。
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幸せに正解なんかあるはずがない。みんながそれぞれに、幸せのアドリブを演じていけばいい。そしてそれを互いに認め合えばいい。
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人間関係に悩んでいる人、いじめられている人にも、大きな運が来る。それに、人を見る目が育つというおまけもついてきちゃう。臆病でいつも夢想ばかりしている人に、運の神様はやさしいんです。
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欠点は美点となって花開くこともある。欠点のある人がそれを克服しようと思って試行錯誤していると、それが個性として伸びていくから、独特のキャラクターが生まれるんです。
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僕だって、最初からお笑いが好きだったわけじゃない。まして才能に恵まれていたわけでもない。自分はダメだと自覚したから、努力もした。普通の人より一歩、いや「二歩下がったところから頑張ろう」と決めたんです。