J・K・ローリング
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無関心と放置はしばしば嫌い、ってことより人を傷つける。
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一部のファンは激怒するかもしれないが、正直に言うと、距離を置いてみてそれが見えるようになった。その選択は私が非常に個人的な理由から行ったものであって、真実味を根拠としていない。私のこの発言で心を痛める人がいませんように。
本は鏡のようなものです。愚か者が見ても天才の姿を見ることはできません。
私は本の中のような魔法を信じていません。ですが良い本は読んだ人に素敵な魔法をかけてくれると信じています。
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私自身が、書いているとき、目の前に情景が浮かぶんです。ハリーのイメージが最初に思い浮かんだときもそうでした。不思議なことに、いつも紙とぺンを持っているのに、そのときだけは持っていなかったのです。
「賢者の石」を書いているときは、公園で乳母車を押して、子どもが眠るとカフェに駆け込み、寝ている間の二、三時間に書きつづけました。夜は子どもが寝てからの数時間を執筆にあてました。今書かなければ、一生書けないと思ったのです。
実はロンを死なせることも真剣に考えた。
度胸さえあれば不可能などありません。
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結末、つまり最終章は隠してありますけど、ほんのわずか変更しました。
あるフランスの作家が、作家と母親業は両立しないと言っていますが、私は両立すると思います。ただし、睡眠時間が犠牲になりますが。
二人は最後にはカウンセラーに通う関係になるだろう。
優等生でおせっかいのハーマイオニーは私の十一歳の頃の姿です。私っていやな子だったわ。
理解は受け入れることの第一歩です。
ハリーはまったく私の想像の世界から生まれたけど、ハリーの親友のロンは、昔のボーイフレンドがモデルです。
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私たちは皆明るい面と暗い面の両方を持っています。重要なのは私たちが行動した部分です。
長くても、面白ければ子どもは読むのだということが証明されてうれしい。
キャラクターの一人が死ぬのをまぬがれました。
死ぬ予定ではなかった二人が死んでしまう、という事を言わなければなりません。
大学では古典とフランス語を専攻しました。私の本は二十九カ国語に翻訳されていますが、ギリシャ語に訳された時は興奮しました。日本語のようにエキゾチックな言葉になるのもとても楽しみです。
幸福は暗闇の中でさえ見つけることができます。
J・K・ローリングのすべての名言