レオナルド・ダ・ヴィンチ
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このところずっと、私は生き方を学んでいるつもりだったが、最初からずっと、死に方を学んでいたのだ。
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経験に裏付けられない、偉人の理論は避けよ。最初に抵抗する方が、最後に抵抗するより楽だ。
●経験は決して間違えない。間違えるのは人間の判断だ。自分で実験してもいない結果を予測して、判断を間違えるのだ。
五感は魂に仕える従僕だ。
同じ眼でながめた対象が、あるときは大きく、あるときは小さく見える。
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誰も他人のやり方を真似すべきではない。なぜなら、真似をすれば自然の子供ではなく、自然の孫でしかない。我々には自然の形態がたくさん与えられているのだから、直接自然に触れることが大事だ。
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脅迫とはひとえに脅えた者の武器にすぎない。
無知や迷妄は、我らを誤り導く。哀れな人間たちよ、己が目を開け。
ここに集められたものは順不同に並んでいる。様々な論文からとったもので、あとで主題別に整理したいと思っている。それまでは、同じことを何度も繰り返すこともあるに違いない。読者よ、どうかそのことで私を責めないでいただきたい。【物理学に関する手記の序文】。
希望が死ぬと願掛けが生まれる。
よく知られているように、間違いというものは、自分の仕事よりも他人の仕事の中に見つけやすいものだ。絵を描くときには、平らな鏡を使って、そこに自分の作品を映してみるとよい。すると、絵が左右逆に映し出される。そうすれば、誰かほかの画家によって描かれているように見え、じかに自分の絵を見ているときよりも、その欠点がよく見えるものだ。
必然性は自然の女主人であり導き手である。
画家は孤独でなければならない。なぜなら、一人なら完全に自分自身になることができるからだ。たった一人の道連れでもいれば、半分しか自分ではなくなる。
その理論が経験によって確証されないあの思索家たちの教訓を避けよ。
悪を罰しない者は、悪をなせと命じているのだ。
太陽は動かない。
私の描くこの人体は、君の目の前にまるで本人がいるようにはっきりと見えるだろう。もし君が人間の体の各部位を解剖学的に完全に知りたいと思うなら、君あるいは君の目は、下から、前から、横から、また、回してみたり、どこに起点があるか調べたりしながら、いろいろ異なった面から観察しなければならない。私の絵は、どんな部位でも君にはっきりわかる。体の各部位を三つの視点から見て表現することが大切なのだ。
必要であればあるほど拒まれるものがある。それは忠告だ。それを余計に必要とする人、すなわち無智な人々からいやがられる。
自分の判断以上に自分を欺くものはない。
人物を描く人は、もし彼が対象になり切ることができないなら、これをつくりえないであろう。
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