ヘルマン・ヘッセ
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人間は自分をあまりに重要視しすぎるのです。我々人間は、鳥やアリの生より決して困難なものではなく、むしろもっと楽で素敵なものです。
1
幸福を追い求めている限り、君はいつまで経っても幸福にはなれない。たとえ最愛のものを手に入れたとしても。
3
愛は憎しみより高く、理解は怒りより高く、平和は戦争より気高い。
木は神聖なものである。木と話す、木に耳を傾けることを知るものは真理を知る。木は教義も処方も説かない。木は個々のことにとらわれず、生の根源法則を説く。
昇進は自由への一歩ではなく、束縛への一歩である。職権の力が大きくなればなるほど、奉仕はいよいよ厳しくなる。
真理は、その正反対も同じく真理である。言いかえれば、常に真理は、それが一面的である場合にのみ口に言われ言葉の衣装に包まれることが出来る。
さあ、ともどもに楽しく歌おう。やがて私たちは塵になるのだ。
私たちがあらゆる行動を超越して光に満たされたものとして平和のうちに歩くまで。
神が我々に絶望を送るのは、我々を殺すためではなく、我々の中に新しい生命を呼び覚ますためである。
あなたの愛しい指を手にとって持て遊びながら、私の指の中にたたもうとする。
人間はそれぞれ自分の魂を持っている。それをほかの魂とまぜることはできない。
悩みも死も私たちの魂を脅かしはしない、私たちは一層深く愛することを知ったから。
2
君の中には、君に必要なすべてがある。「太陽」もある。「星」もある。「月」もある。君の求める光は、君自身の内にあるのだ。
書物そのものは、君に幸福をもたらすわけではない。ただ書物は、君が君自身の中へ帰るのを助けてくれる。
6
もう考えることも、泣くことも、笑うこともできない。ただ眠りたい。百年も千年も眠りたい。
恋を語る風はあなたの忘れ得ぬ笑い声をしている。
運命は、どこかよそからやってくるものではなく、自分の心の中で成長するものである。
君自身であれ!そうすれば世界は豊かで美しい!
救いの道は右にいこうが左にいこうが見つけることはできない。それはあなたの心の中にある。
静かに苦痛もなく聖なる光が痙攣して消えるのだ。
ヘルマン・ヘッセのすべての名言